座喜味城跡ざきみじょうあと

座喜味城跡

歴史を語る古城跡

15世紀初期に名手の築城家であった護佐丸が築いたと伝えられる座喜味城。その跡地が、読谷村のほぼ中心にあります。 小規模ながらも見事な石垣のアーチ門や曲線がとても美しい城跡です。 残波岬やリゾートエリア恩納村のビーチ、さらには那覇市やケラマ諸島まで見ることが出来る絶景スポットです。

1956年に琉球政府の重要文化財に指定された座喜味城跡。さらに1972年には、国指定史跡となりました。 翌年の1973年からの12年間で文化庁や沖縄県の補助を受けることができ、城跡の発掘調査や城壁の修理などが進められ、身近に歴史と触れ合える空間となりました。 2000年12月2日に、村民達が待望の「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の世界遺産の1つとして登録されました。 世界遺産に指定される前から、公園として整備されており、舗装された広い駐車場があります。 入口には美術館もあり、観光等で訪れる方が1年中絶えることはありません。

入口から城門への道は、美しい松林に囲まれていて、なんとも素晴らしい場所です。 沖縄は、細長い形をした城が多いのですが、座喜味城は正三角形に近い形をしています。 また、独特の曲線を描いて積まれた城壁は、別名「あいかた積み」とも呼ばれる技法です。 アーチ型の石門は、沖縄で最も古いものだと言われています。 城壁や城門の石積みの精巧さや美しさは、沖縄の城の中でも随一で、 沖縄で唯一の赤土台地上に掘り込んで建てられた城でもあります。 無料で観光できるスポットですので、ぜひお立ち寄り下さい。

住所:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708
アクセス:那覇空港から約1時間
定休日:年中無休
営業時間:見学自由
駐車場:あり 無料
入場料:無料

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