沖縄の離島丸わかり!11離島を完全ガイド
沖縄本島に何度か足を運んだことがある方なら、次は沖縄の離島へ行ってみたいと思うはず!沖縄には、離島がたくさんあります。日帰りで行ける離島から、飛行機・船を乗り継いで行く離島まで様々。小さな離島から、1日じゃ回りきれない大きな離島まで、たくさんの離島が存在します。たくさん離島があると一体どこへ行くべきなのか、迷ってしまいますよね。そこで、ハックルベリーツアーの沖縄専門ツアーコーディネーターがそれぞれの離島の特徴を完全ガイド!これさえ見れば、次に旅したい離島がきっと見つかるはず!
那覇から約35分渡嘉敷島
島の大きさ
19.18km²
渡嘉敷島へのアクセス方法
那覇市内泊港より高速船で35分・フェリーで70分 高速船・フェリーの料金・時刻表
島の観光手段
宿泊の方は、ほとんどの場合渡嘉敷港からの送迎を行なっています。メインビーチである阿波連ビーチへは乗合バスがシーズン中は運行しています。それ以外の展望台など観光地を巡る場合は、レンタカーがおすすめ!ひとり旅の場合は、レンタバイクも便利。渡嘉敷島は山が多く起伏があるのでレンタサイクルは体力が必要です。
集落内は徒歩での観光が可能です。ビーチで遊ぶ場合は、乗合バスか日帰りツアーを利用した方がたっぷり遊ぶことができます。
沖縄本島から高速船で約35分の慶良間諸島の中では最も面積が広い島。平成26年3月5日国立公園に指定されてより注目が高まっている島です。渡嘉敷島の海は誰もが絶賛し「ケラマブルー」とも呼ばれている。その為、ダイビングも盛んでウミガメをはじめたくさんの種類の魚達にも出逢う事ができる。また、このエリアに群生するサンゴはダイバーでなくとも一度は見ておきたい程。人気のビーチは「阿波連(あはれん)ビーチ」と「渡嘉志久(とかしく)ビーチ」などが代表的で、観光で訪れるのはもちろんシュノーケリングや体験ダイビングを経験するとよりこの海の魅力を感じることができるはず。
那覇から約50分座間味島
島の大きさ
16.74km²
座間味島へのアクセス方法
那覇市内泊港より高速船で50分・フェリーで90-120分 高速船・フェリーの料金・時刻表
島の観光手段
座間味港からは船の発着に合わせて、古座間味ビーチ、阿真ビーチ方面ともにバスが出ています。シーズン中は混み合うので注意が必要!渡嘉敷島同様、島内には多くの展望台があり、訪れる場合はレンタカーがおすすめ。また、隣の阿嘉島へは「みつしま」が1日4往復していて、料金は300円とリーズナブルに渡ることができます。
沖縄本島から高速船で約50分の慶良間諸島に属する島。渡嘉敷島や阿嘉島とも船で行ききが可能。代表的なビーチは、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した「古座間味ビーチ」と「阿真ビーチ」。「古座間味ビーチ」は、座間味島のメインビーチで透明度が高く、シュノーケルが楽しめます。白砂のビーチは三日月状に弧を描き、夏のシーズンにはビーチパラソルが並びリゾートらしい景観も見もの。「阿真ビーチ」は遠浅なので小さなお子様でも海水浴が楽しめます。この阿真ビーチは座間味島のビーチの中で唯一アオウミガメをシュノーケリングで見ることができるビーチです。座間味島も渡嘉敷島同様にダイビングが盛んですが、冬はホエールウォッチングを中心に賑わう人気急上昇中の島。
那覇から約70分阿嘉島
島の大きさ
3.8km²
阿嘉島へのアクセス方法
那覇市内泊港より高速船で70分(座間味島経由)・フェリーで90-120分 高速船・フェリーの料金・時刻表
島の観光手段
阿嘉島内にはレンタカーサービスはありません。レンタサイクルまたはレンタルバイクを利用しましょう。島のメインビーチ、「ニシ浜」へは港から徒歩でもアクセス可能ですが、夏の日差しの中歩くのは大変なのでレンタサイクルがおすすめ。慶留間島とを結ぶ阿嘉大橋も、自転車で渡ることができます。展望台など、起伏のある場所へ行く場合は、レンタバイクを利用するか宿泊先の方にお願いするなどしてみましょう。
沖縄本島から高速船で約70分の慶良間諸島に属する島。渡嘉敷島や座間味島とも船で行き来が可能。人口は300人程度の小さな島で、主な観光スポットはエメラルドグリーンの美しい海はもちろん、天然記念物のケラマ鹿、阿嘉島周辺を一望できる展望台など島の自然を存分に感じることができます。渡嘉敷島・座間味島に比べると観光地化されていないので、海の中も手つかずのサンゴ礁や熱帯魚が多く残っています。そのため、シュノーケルやダイビング目当てで訪れる観光客も多くいます。阿嘉島の南側にある慶留間島(げるまじま)とは、阿嘉大橋でつながっていて、レンタルバイクやレンタサイクル渡ることが可能。慶留間島からは、さらに外地島(ふかじじま)に橋がかかっていて、阿嘉大橋同様渡ることができます。外地島には、慶良間諸島唯一の空港がありますが、現在、定期便は就航していません。阿嘉大橋や慶留間大橋の上からは、ウミガメやエイが泳ぐ姿を確認できることも。高い透明度を誇る海!美しい海と静かな自然溢れる島を楽しみたいならおすすめの島です!
那覇から約50分宮古島
島の大きさ
158.9km²
宮古島へのアクセス方法
那覇空港より飛行機で約50分
島の観光手段
訪れる方のほとんどが、レンタカーを利用して観光します。免許がない方は、タクシーや路線バスでの観光が主流。ただし、路線バスは島の住民の方向けの路線なので、観光地を効率よく巡るには少し不便かもしれません。レンタカーだと、宮古島と周辺離島を渡る橋も、自由に渡ることができるので、免許がある方はレンタカーの利用がおすすめです。
沖縄本島から飛行機で約50分の宮古島は、美しい白い砂浜と、珊瑚礁などの豊かな自然に恵まれています。沖縄一美しい海との定評もあり、宮古本島から橋で繋がっている伊良部島、池間島、来間島へは最高のドライブスポット。特に2015年1月31日に開通したばかりの伊良部大橋は、全長3,540mの無料で通行できる橋としては日本一の長さを誇っていることで注目を集めています。また、ダイビングも盛んで国内最大のサンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」は、ダイビングやシュノーケリングのポイントして人気で、多くのダイバー達が訪れています。
那覇から約35分久米島
島の大きさ
59.53km²
久米島へのアクセス方法
那覇空港より飛行機で約35分
島の観光手段
島の全周は20kmあるので、自転車や徒歩での島巡りはできません。路線バスの本数は1時間に1本程度なので、自由に観光地を巡りたい場合はレンタカーがおすすめ。久米島のメインビーチ「イーフビーチ」周辺に宿泊し、のんびり海水浴を楽しむだけの場合、飲食店も徒歩圏内にありますのでレンタカーなしでもお過ごしいただけます。また、人気スポット「ハテの浜」へもホテルまでの無料送迎付きツアーに参加すればレンタカー無しでOK!滞在期間中、必要な日だけレンタカーを借りるなど、工夫すれば旅行代金を節約できますね。
沖縄本島から飛行機でおよそ35分。最大の観光スポットは砂浜だけの島「はての浜」。このはての浜は、「メーヌ浜」、「ナカノ浜」、「はての浜」の3つの無人島からなる浜を総称してそう呼ばれており、360℃エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が美しく久米島の代表的な観光名所の1つとなっています。他の離島と同様ダイビングが盛んで、特に冬場になるとマンタなどの大物目当てに訪れるダイバーが数多くいます。リゾートホテルも多く、ホテルやビーチでのんびり過ごすのもおすすめ。
那覇から約60分石垣島
島の大きさ
229km²
石垣島へのアクセス方法
那覇空港より飛行機で約60分
島の観光手段
面積が広いので、島を観光する場合はレンタカーは必須。空港から、市街地エリア及び各離島へ渡る高速船が出ている離島ターミナルまでは、車で約30分。空港と離島ターミナルを直行便で運行しているバスと、路線バス、2本のバスが出ています。市街地から車で30分ほどの川平湾方面へも、バスが出ていますが本数が少ないので注意が必要です。石垣島のビーチや観光地を巡るなら、レンタカーを借りるようにしましょう。他の島への移動だけで、市街地だけで十分という場合は、徒歩での移動でも大丈夫です。
八重山諸島の玄関口。沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島。沖縄本島からは飛行機で約1時間。沖縄本島よりも南に位置しているので、より暖かく温暖な気候が特徴です。石垣島を起点に高速船で竹富島、西表島、小浜島、波照間島といった八重山諸島を巡ることができ、また飛行機を利用して与那国島へも行くこともできる。島はおおまかに市内エリア、川平エリア、北部エリアに分かれており、有名な観光スポットである「川平湾」はその名の通り川平エリアにある。ダイビングも盛んでマンタが見れる島としても有名。
那覇から約90分・石垣島から約30分与那国島
島の大きさ
28.95km²
与那国島へのアクセス方法
那覇空港より飛行機で約90分
石垣島より飛行機で約30分・フェリーで約4時間半
島の観光手段
島内は坂が多いので、移動は徒歩ではなくレンタサイクルやレンタルバイクが人気。 レンタカーもありますが、小さな島なのでレンタサイクル・レンタルバイクでも十分移動できます。 風を感じながら移動し、日本最西端の碑を目指すのがおすすめです!
日本最西端の島で那覇又は石垣島から飛行機で行くことが可能。海底遺跡で有名な島でもあり、遺跡クルーズなども人気のオプショナルツアーの1つ。冬にはダイビングがトップシーズンを迎え、ハンマーヘッドシャークを見たいダイバー達で賑わっています。観光客も多く、有名な観光スポットとしては、海底遺跡をはじめドラマのロケ地ともなったDr.コトー診療所などがあり、また他の島ではあまり体験できないヨナグニウマとの海遊びが体験できるのもこの島。日本最西端の島として、ダイバー以外の方にも人気の島です。
石垣島から約15分竹富島
島の大きさ
5.43km²
竹富島へのアクセス方法
石垣島より高速船で約15分
島の観光手段
周囲約9.2kmの小さな島なので、徒歩での移動が可能です。竹富島ならではの水牛車を利用してゆったりとした時間を過ごした後に、水牛車では行けなかった場所をレンタサイクルで回るのがおすすめ。レンタサイクルなら約1時間で島を1周することができますよ。島で一番のビーチ、コンドイビーチへのアクセスもレンタサイクルがおすすめです。 竹富島のレンタサイクル情報はこちら
石垣島から高速船で約15分と比較的短時間で行ける島で、1日の船の運航本数も多い為、日帰ツアーも人気。島内は赤瓦の屋根と石垣が並ぶ集落の風景が広がり、沖縄らしさが体感できる。白い砂が敷き詰められた小道を徒歩やレンタサイクルなどで散策したり、水牛車に乗って三味線の音色を聴きながらガイドを楽しむのも人気オプショナルツアーの1つ。ビーチもいくつか存在していて、透き通るような青い水と白い砂のビーチがコンドイ浜という竹富島を代表するビーチの1つ。夕暮れ時の島の雰囲気もオススメの島なので余裕があればぜひとも1泊してみたい。
石垣島から約45分西表島
島の大きさ
289.6km²
西表島へのアクセス方法
石垣島より高速船で約45分
島の観光手段
西表島はそれぞれの観光スポット間に距離があるため、徒歩移動は大変です。 また、島内を移動する路線バスは本数が1日4本と少なく、タクシーの台数も少なめなので、移動はレンタカーの利用が主流です。西表島の道路は島を半周する大きな道路が1本伸びているだけで全く入り組んでおらず、運転に自信のない方も迷うことなくゆっくり運転することができますよ。信号もほとんどないので、スピードの出し過ぎには注意してくださいね!西表島には、上原港・大原港と2つの航路があり、マリウドの滝やピナイサーラの滝は上原港の方がアクセスも便利。ですが、上原港への航路は、欠航しやすいので注意が必要です。
西表島は沖縄県の中では本島についで2番目に大きな島で石垣港から高速船で約45分で行くことができる。島の90%が亜熱帯の原生林に覆われ、国立天然記念物に指定されるイリオモテヤマネコなどの珍しい動物や植物が棲息しており「東洋のガラパゴス」とも称される雄大な自然が広がる島。数ある観光スポットの中でも「仲間川」は特にお勧めで、仲間川流域には国の天然記念物に指定された広大なマングローブ林が生育している。こちらの川では遊覧船に乗りながらゆったりと川を巡る「マングローブクルーズ」や、またはアクティブな方にもぴったりな「カヌーツアー」や「ジャングルトレッキングツアー」など仲間川を巡る様々なアクティビティも充実している。爽やかな風を感じながらな自分に合うツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
石垣島から約30分小浜島
島の大きさ
7.84km²
小浜島へのアクセス方法
石垣島より高速船で約30分
島の観光手段
島内は道のアップダウンがかなり大きいのでレンタカー、レンタバイクの利用がおすすめ。自転車なら、電動自転車を選ぶようにしましょう。路線バス・タクシーはありませんが、主要観光スポットを回る観光バスは1日4便走っているので利用する際は事前に予約しておきましょう。サトウキビ畑が一面に広がる「シュガーロード」は必見。ぜひ自転車で一気に駆け下りてみてください。小さな離島でしか味わえない、爽快な気分になること間違いなし!
八重山諸島のほぼ中央に位置する小浜島は石垣島からは高速船で約30分。透明度が群を抜く美しさの海とサトウキビ畑が広がる大地が恵みの島で、観光地化されていない自然体の姿を見せてくれる島。NHKの「ちゅらさん」のロケ地としてさとうきび畑にのびる「シュガーロード」、「こはぐら荘」が主な観光スポットとして有名ですが、360℃のパノラマが広がる「大岳」は特にお勧めスポットです。島内での移動手段は自転車、もしくはレンタバイクがおすすめ。
石垣島から約70分波照間島
島の大きさ
12.73km²
波照間島へのアクセス方法
石垣島より高速船で約70分
島の観光手段
島内には路線バス・タクシーはありませんが、レンタサイクルで十分回る事ができます。最南端の碑は、集落から離れているので体力に自信がない方は電動自転車がおすすめです。自転車でも3〜4時間で島を1周することができますよ。自転車が苦手な方はレンタバイクを。素朴なサトウキビ畑を自転車・バイクで走るのはとても気持ちいいです!波照間島で唯一遊泳可能なビーチ、「ニシ浜」へも、自転車でアクセスした方がベター。自転車から見えるニシ浜の海の色も、近くで見るものとはまた違い、とても綺麗なのでぜひ見てみてくださいね。
石垣島から高速船で約70分の日本最南端島。南十字星が見えることでも有名な島。言葉にできない程の美しい海がそこには広がっており、時間を要してでも行く価値はある。特に島の西側にある「ニシ浜」はぜひともオススメで、夕暮れも絶景。真っ赤に染まった空や海は何とも言葉では表現できない程の美しさ。このニシ浜の傍に立つペンション最南端も大人気のペンションでなかなか予約を取ることが難しい。しかし、日帰りでも1度は行きたい島の1つ。