初めての与那国島旅行。定番の観光スポットやお食事お土産情報。おすすめの与那国島ツアーは?
日本の最西端の島、与那国島。八重山諸島の中でも石垣島から最も遠い島です。
ダイナミックな海とのどかな島の風景が人気の島ですが、初めて訪れる時は何をしたらいいか迷っちゃいますよね。
与那国島の魅力と、おすすめの過ごし方を紹介します。
この記事の目次
与那国島への行き方
与那国島へのアクセス方法は、那覇または石垣島から飛行機で行く方法と、石垣島からフェリーで行く方法があります。
各航路の所要時間、就航頻度は下記の通りです。
アクセス方法 | 運行本数 | 所要時間 |
---|---|---|
那覇ー与那国島(飛行機) | 1日1便 | 1時間30分 |
石垣島ー与那国島(飛行機) | 1日3便 | 30分 |
石垣島ー与那国島(フェリー) | 週2便 | 4時間30分 |
フェリーは外洋を通るため、かなり揺れることや海況によっては欠航にもなるので、
船酔いしやすい方は注意が必要です。そうでない方も、この路線では酔うことがあるかもしれません。。
石垣島からの飛行機だと就航本数も多いので、旅行のスケジュールもたてやすいですね。
旅行会社のパッケージツアーも、石垣島を経由することが多いです。
石垣島までは、各主要空港(羽田・中部・関西・福岡)からだと直行便が出ているので
一度の乗り継ぎで行くことができます。
日本最西端が移動した!?
与那国島といえば、日本で最も西に位置することで有名。なんと日本よりも台湾に近い、国境沿いの島なのです。
島内での西端の地は「西崎(いりざき)」ですが、なんと2019年6月に日本最西端の位置が変わったのはご存知でしょうか?
新しい最西端の地の名前は、「トゥイシ」。西崎から更に、約260m北北西に位置する小さな岩場です。
突然できたわけではなく、存在は昔から知られていたようです。詳しい調査の結果、満潮でも沈まないことから陸地として認められました。
新しい最西端の地に行ってみたいところですが、波に囲まれた岩場なので上陸は難しいとのこと。
最西端の地は地図上ではトゥイシ、観光として訪れるなら西崎で変わりないでしょう。
島内観光
日本最西端の与那国島は小さな島ですが、魅力たっぷりの観光スポットがたくさんあります。
その中でも「日本最西端の碑」は必ず行ってほしい場所!
西崎(いりざき)日本最西端の碑
与那国空港からは車で約10分、久部良漁港からは徒歩で約20〜30分の西崎(いりざき)にあります。天気が良くて空気が澄んだ日には、台湾が見えることもあります!日本で一番最後に夕日が沈む場所なので、のんびりと眺めるのも良いですね。小さな島といっても、空港から各集落までの移動距離が車で10〜20分ほどかかるので、事前にレンタカーやタクシーなどを予約しておくとスムーズに観光することができます。
東崎(あがりざき)
与那国島の東端にある東崎。崖の上に灯台があり、緑の草原が広がった雄大な景色が広がっています。草原には与那国馬が放牧されており、これぞ与那国島!と行った風景です。与那国馬の他に、牛も放牧されています。灯台は一般の方は立ち入り禁止ですが、東崎には展望台があり、ここから海を眺めることができます。よく晴れた日には、西表島を見ることもできるそう。与那国島空港からは車で9分。日本最西端の碑とは真逆の方向ですが、どちらも是非行ってみてくださいね。
ヨナグニウマふれあい広場
日本最西端で乗馬体験ができる「ヨナグニウマふれあい広場」。
ヨナグニウマとは、与那国島で飼育されている在来種の馬。1969年に天然記念物として指定されています。小柄で人懐っこいので、お子様から大人まで乗馬体験が楽しめますよ。夏には馬と一緒に浜辺へお散歩することも可能!
残念ながら2018年に閉鎖されてしまいました。
2020年4月、同じくヨナグニウマとのふれあい体験や乗馬体験・海馬遊びができる「ちまんま広場」がオープンしました。
ヨナグニウマと遊びたい方は、「ちまんま広場」がおすすめです。
与那国島で乗馬体験!ヨナグニウマと陸でも海でもふれあえる「ちまんま広場」
ナーマ浜
西崎の近くにある日本最西端のビーチ。西崎や灯台を眺めることができ、海は海水浴に適しています。全体的にのんびりとした素朴なビーチで、夏には綺麗な夕日が見られる名所。時々、ヨナグニウマたちが水浴びをしに来たり散歩することもあります。
Dr.コトー診療所
与那国島南部の集落のはずれにある、ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地。入場料300円で見学できます。中は本物の診療所のようなセットがたくさんあり、ドラマを視聴した方には見覚えのある光景が!!もちろん、ドラマ未視聴の方も楽しめますよ。
アヤミハビル館
アヤミハビルとは、世界最大の蛾(ヨナグニサン)の方言名。ここはアヤミハビルの展示を見ることができる学習施設で、虫好きの方にはたまらないスポット。本物のサナギが展示されており、運がよければ羽化したアヤミハビルを見ることができます!また、様々な昆虫や動物のお話が聞けてもっと与那国島に詳しくなれますよ。
ティンダハナタ
珊瑚の隆起によってできた、標高約100mの巨大な岩山。頂上では祖納(そない)集落と東シナ海を一望できます。
洞窟のような地形を進んだり、大きい岩の下をくぐったりと、冒険気分が味わえますよ。遊歩道も整備されていますが、念のためスニーカーを履いて行くのがおすすめ。 晴れの日に訪れたい絶景スポットです!
海底遺跡
有名なダイビングポイントである海底遺跡。大岩でできたその遺跡は、人工なのか自然なのか未だにわかっていません。
そんなミステリアスな海底遺跡に、観光船でも見に行けるのです!
「半潜水海底遺跡水中観光船ジャックスドルフィン号」という専用の船の中から、美しい海底と生き物、遺跡をゆっくり眺められます。
ダイビングは難しいけれど海底遺跡を見てみたい、という方は是非「海底遺跡観光船ツアー」に参加してみては?
ダイビング
ダイバーにとって憧れの地である与那国島。与那国島ならではのダイビングの魅力をご紹介します。
大物シーズンは冬場がメインの与那国島ですが、海底遺跡は通年楽しめるスポットとして、人気を集めています。
ハンマーヘッドシャーク
与那国島は大物の海として知られていて「ハンマーヘッドシャーク」が特に有名です。
シーズンの冬になると「ハンマーリバー」と言われる数百匹を超える大群を一目見ようと、全国からダイバーが押し寄せるほど人気!
日本で出会えるポイントは限られており、与那国島のポイントは、ダイバーの中では非常に有名です。
ハンマーヘッドシャークは潮の流れが早い場所で見られるので、ダイバーもその流れに対応する必要があります。
なので、中級・上級者向けのポイントとなりますので初心者ダイバーさんやライセンスを持っていない方は行くことができません。。
海底遺跡
ハンマーヘッドシャークと並ぶほど有名なポイントが「海底遺跡」です。
人工的にカットされたような岩、カメの形に見えるモニュメントがある神秘的なダイビングポイントで与那国島に来たら、一度は潜っておきたい場所。
他にも、高低差のあるドロップオフ、差し込む光が美しい洞窟やホールなどのダイビングポイントがあります。
与那国島の海は魅力たっぷりです♪
この「海底遺跡」はダイビングライセンスがない方も、体験ダイビングで行くことができますのでぜひ挑戦してみてくださいね。
お食事
居酒屋「海響(いすん)」
出典:与那国島観光案内 http://yona-shoko.com/
おいしい沖縄料理が食べたいのなら、地元の方にも愛される人気の居酒屋「海響(いすん)」がおすすめです。与那国島の名産「カジキマグロ」や「車エビ」はもちろん、ここでしか食べられない「みやらび貝」は絶品です!ジーマーミー豆腐の揚げ出しも人気の一品です。揚げることでもっちり感が際立ち、お出汁の優しい味にほっとします。他にも、与那国の素材を使ったメニューが豊富にあります。店内は掘りごたつ27席とカウンター3席あります。
平日でも満席になることが多い人気店なので、必ず予約をしてから行きましょう。
島料理 海響(いすん)
■住所 沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022-6
■TEL 0980-87-2158
■営業時間 18:00~23:00
■定休日 水曜日
■駐車場 向かいに駐車場有
ホームページ→http://www.shokokai.or.jp/47/4738210100/
食べログ→https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470504/47001542/
空港内のレストラン「旅果報(たびがふ)」
与那国空港唯一のレストラン「旅果報(たびがふ)」。
とんかつ定食やカツカレーなど一般的なメニューや、与那国そばや長命草ざるそばなど与那国島ならではのメニューまで豊富に揃っています。到着後・出発前に訪れたいレストランです。
店内の席数はカウンター10席、テーブル4×12席。
お昼12時以降は満席になることも多いので必ず行きたい場合は早めに向かいましょう。
レストラン 旅果報(たびがふ)
■住所 沖縄県八重山郡与那国町与那国4350(与那国空港内)
■TEL 0980-87-3103
■営業時間 08:30〜18:00(※飛行機の発着に合わせた休憩時間有り)
■定休日 年中無休
■駐車場 有り。飛行場駐車場利用可。
食べログ→https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470504/47001703/
お土産
島内でお土産を買うなら、与那国空港内にある売店が良いでしょう。与那国島の工芸品はもちろん、長命草を使ったお菓子や、与那国島でしか製造されていないアルコール60度の泡盛など種類が豊富にあります。
長命草(ちょうめいそう)とは、与那国島の海岸沿いに多く見られるセリ科の植物。その名の通り「1株食べると、1日長く生きられる」と言われ、健康に良く、美肌効果もあります。与那国島の特産物なので、お土産として多く売られていますよ。
お土産は荷物になるので、お帰りの際に空港で買うことをおすすめします。
また、お土産をゆうパックで自宅まで郵送することも可能なので、たくさん買いすぎた時はそちらを利用しましょう!
与那国島旅行に行くならツアーがおすすめ!
異国情緒を感じられる、魅力いっぱいの与那国島。
訪れるには、一旦石垣島に到着してから更に飛行機で与那国島に向かう必要があります。乗り継ぎがあると、飛行機の予約も面倒ですよね。
そこでツアーパックを利用すれば、飛行機も宿泊先も一度で予約できるのでおすすめ!他にも悪天候時の飛行機振替やトラブルなど、スタッフが対応するので安心ですね。
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