与那国島で乗馬体験!ヨナグニウマと陸でも海でもふれあえる「ちまんま広場」
日本の最西端にある島、与那国島で古くから愛されている在来馬「ヨナグニウマ」をご存じでしょうか。
一時期は絶滅すら危ぶまれたヨナグニウマは、保護と繁殖を続けて130頭(平成28年)ほど存在しています。
今回は、そんなヨナグニウマの乗馬体験や触れ合いができる与那国島にある「ちまんま広場」についてご紹介します!
この記事の目次
「ちまんま広場」ってどんなスポット?
2020年4月にオープンした「ちまんま広場」は、2018年に閉鎖した「ヨナグニウマふれあい広場」のスタッフだったご夫婦が独立し、再開することになりました。
ヨナグニウマは、与那国の言葉で「ちま(島)んま(馬)」と呼ばれていることが「ちまんま広場」という名前に由来しています。
島の子どもたちに馬と暮らす楽しさを教え、ヨナグニウマについてより多くの人々に知ってもらうという想いが込められた観光牧場です。
与那国島でしか会えないヨナグニウマとは
日本の在来馬であるヨナグニウマは、高さ110~120cm、体重200kgと小ぶりな種類で、ポニーに分類されます。
毛の色は、鹿毛(かげ)が多く、全身が茶色で足元が濃い茶もしくは黒色をしています。
馬の原種に近いため、たてがみから尻尾までの背中に鰻線(まんせん)と呼ばれる濃い毛色の筋が見られます。
足腰と蹄が強く、古来より農家の働き手としての大事な役割を担ってきましたが、現在では農耕での需要や無いため、観光業を中心にホースセラピーといった動物療法にも活躍が期待されています。
ヨナグニウマに乗ってお散歩しよう
ちまんま広場では、牧場内を散歩する『体験乗馬コース』や牧場の外をスタッフの引き馬で散歩する『ミニトレッキングコース』でヨナグニウマの体験乗馬ができます。
ヨナグニウマは温厚で人懐っこい性格をしていて、スタッフが横についているので初めての方でも安心です。
競走馬のような大きさもないので、気軽にヨナグニウマとの触れ合いが楽しめますよ。
のどかで自然豊かなロケーションの中をのんびりお散歩しましょう。
暖かい時期限定!ちまんま広場の海馬遊び
暖かい時期は、馬の負担を軽減するために海での触れ合いコースが登場します。
全身ずぶ濡れになるので、水着とラッシュガード・マリンシューズを身に着けて参加しましょう。
ヨナグニウマに乗ったりしっぽに捕まって引っ張られたり、2名で一頭のヨナグニウマと触れ合います。
透明度抜群の与那国の海でヨナグニウマと思いっきり遊びましょう!
乗らない馬遊びは小さいお子様連れにもおすすめ
小さなお子様との旅行だと、乗馬は難しい…。そんな家族旅行でも心配無用です。
ヨナグニウマと遊ぶ方法は乗馬だけではありません。
ブラシがけや、ヨナグニウマを引いてお散歩をするなど、間近でヨナグニウマを観察して、触れ合うことができます。
餌やり体験が体験できることもあるので、気になったら問い合わせてみてくださいね。
「ちまんま広場」について
◆主なコース
・体験乗馬 30分 4,000円
・ミニトレッキング 60分 8,000円
・ロングコーストレッキング 90分 12,000円(夏季を除く)
・海馬遊び 60分 10,000円(暖かい時期のみ)
・ミニトレッキング+海馬遊び 120分 20,000円(1日2名限定・暖かい時期のみ)
・乗らない馬遊び 30分 2,000円~
・経験者向け外乗りコース各種 90分~150分 15,000円~25,000円
【ちまんま広場】
住所 907-1801 沖縄県八重山郡与那国町字与那国3686
アクセス 与那国空港から車で約15分
営業時間 9:30-17:00(最終受付16:00)
HP https://www.chimanmahiroba.com/
◆乗馬体験の参加条件
・体重制限70kg
・妊娠中の方は乗馬できません。
・陸の乗馬全般、ふれあいと体験乗馬やミニトレッキング(スタッフが横につくもの)、外乗など同時に乗馬をお受けできる人数は2名までです。
3名以上の場合、乗り替わりとなります。
与那国島でヨナグニウマの可愛さに癒されよう
大自然の中で触れ合うヨナグニウマとの時間は、特別な癒しと元気がもらえます。
乗馬未体験という人も、小さくて温厚のヨナグニウマなら、リラックスして一緒にお散歩が楽しめます。
少しでも興味があれば、与那国島での旅の思い出に参加してみてくださいね!
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