沖縄本島で美しい景色が見られる岬 3選
沖縄といえば多くの方が青く美しい海を想像するのではないでしょうか。南国のリゾート地を思わせる沖縄の海は、青く透き通り光輝いています。車で海沿いを走りながら眺めるだけでも、沖縄らしい美しい景色を楽しむことができます。しかし、せっかくの美しい景色なら、よりキレイに眺められる場所があれば嬉しいですよね。沖縄本島には、数多くの景勝地がありますが、そんな中でも特におすすめなのは海沿いの岬です。海面よりも遥かに高いところから沖縄の青い海と空、周りの島々を含む壮大な景色を眺めることができる絶景スポット。
そこで、今回は特におすすめの岬を3つご紹介します。
■万座毛
隆起したサンゴ岩から形成された約20メートルの絶壁に、象の鼻のような形をした岩があるのが特徴的な万座毛。
海沿いに遊歩道があり、そちらを利用すれば大人の足なら20~30分程で周れます。
そして、遊歩道の入口から進んですぐに見えてくるのが、万座毛の象徴でもある象の鼻のような岩です。
こちらが万座毛で一番人気の絶景スポットです。
岩の下には青く透き通った海が広がり、光に照らされると海の中も覗くことができます。
そして、昼間は鮮やかな青色を見せる海も夕方には美しい夕日色に染められて、また違った表情を見せてくれます。万座毛のシンボル越しに見る夕焼け空は、まさに絶景!
また、『万人が座れる毛(野原を意味する)』という名前の由来を感じさせる崖の上は天然の芝が広がり、鮮やかな緑の広場となっています。
そこには、沖縄以外では見かけない珍しい植物もあります。
それらは「万座毛石灰岩植群落」として県の天然記念物に指定されているので、のんびり歩きながら探してみてはいかがでしょうか。
そして、万座毛には、無料の駐車場があり、その横には沖縄土産のお店が多数並んでいます。
そこでは、沖縄ならではのかりゆしウェアや揚げたてのサーターアンダギーなど定番のお土産などが売られています。
国際通りなどの繁華街とは違い、ゆったりとした雰囲気の中でお土産探しが出来るのは魅力のひとつです。
【住所】沖縄県国頭郡恩納村恩納2870-1
【駐車場】あり(無料)
■真栄田岬
琉球石灰岩が隆起してできた険しい海岸でありながら、景勝地としても有名な真栄田岬。
また、岬の真下にはコバルトブルーの海が広がり、釣りやダイビングのスポットとしても人気が高い場所です。
釣り場として人気が高い理由は、潮の状態によっては回遊魚が見られることもあり、運が良ければ大物が釣れることがあるからです。
そして、多くのダイバーに愛される理由は、幻想的なブルーに光輝く「青の洞窟」が近くにあるからです。
ちなみに、青の洞窟へはダイビングライセンスを持っていなくても、体験ダイビングやシュノーケリングでも行くことができます。
そのため、小さなお子様から大人の方まで幅広い世代の方が楽しむことができます。
しかし、海に慣れていない人が単独で海に入ることは大変危険なので、必ずショップツアーなどを利用してプロの方と一緒に参加しましょう。
真栄田岬には、青の洞窟だけでなく、岬そのものにも魅力はあります。岬に向かう途中には、サトウキビ畑が広がり、沖縄らしいゆったりとした雰囲気を感じながらドライブを楽しむことができるでしょう。
そして岬に入り、中央の広場の左にある遊歩道を歩いていくと、大きな岩山が目印の絶景スポットに到着します。
この場所は、映画やCMでも使われている秘密の絶景スポットなのです!
また、岬の先端にある展望台に立つと、西には残波岬、北東には万座毛が見渡せます。西海岸の美しい海を見ながら、のんびり過ごすだけでも心は満たされるはず!
ちなみに、この展望台からは、冬になると、岬沖合にザトウクジラの姿を見ることもできます。
岬の周辺には、かき氷やトロピカルドリンクなど南国らしい食事等を頂けるお店もあるので、観光を楽しんだ後に、是非立ち寄ってみてください。
【住所】沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1
【駐車場】あり(1時間100円)
■残波岬
沖縄本島の最西端に位置する残波岬。
その位置から“沖縄本島の中で夕日が最後に沈む場所”と言われています。また、地元の人たちが祈りを捧げるために足しげく通うパワースポットでもあります。
高さ30mの断崖が約2km続く岬の周辺の海は、とても荒れやすく、断崖に当たって弾ける白い波しぶきは迫力満点。
そして岬の上を歩いていくと、鋭くゴツゴツした岩場が広がっています。そんな岩の間からは緑の木々が生い茂っており、自然溢れる場所となっています。
また、ゴツゴツとした石灰岩の中にはキレイな貝の化石が埋まっていることもあるので、それらを探しながら歩くのも楽しみのひとつです。
岬の先端には、真っ白で大きな灯台があります。
地上高28m、水面上からは44mもある沖縄一高い灯台です。
こちらは有料(大人200円)ですが、のぼることも可能です。
急な階段が続き、大変狭く、のぼるには一苦労ですが、のぼり終えた後の達成感はあります。
展望デッキからは、沖縄の景色を360°楽しむことができ、そこからの眺めはまさに絶景。
晴れた日であれば、遠くの慶良間諸島まで眺望できます。
ちなみに、残波岬は読谷村の公共施設「残波岬いこいの広場」の中にあります。入口付近には広場のシンボルとして高さ約7mの日本一の巨大シーサーがそびえ立ち、人気写真スポットとなっています。
また、広場内には、ヤギやウサギなどが飼育された「ふれあい動物コーナー」や2016年4月にオープンしたばかりの「遊具」などがあります。
小さいお子様でも利用できるつくりになっているので、安心してお子様と遊んでみてください。
その他にも、売店を備えたレストランやバーベキュー施設があります。
そのため、本島の中で夕日が最後に沈む場所ということを利用して日が沈むまで思いっきり楽しんで、最後にサンセットを眺めてホテルへ帰る…なんてことも出来るんです!
【住所】沖縄県中頭郡読谷村字宇座
【駐車場】あり(無料)
変化する景色に誰もが魅了されます・・・
同じように海沿いの岬であっても、場所によって見える景色は大きく変化します。
また、場所だけでなく時間帯によっても見え方は変化し、昼間の爽やかな青い海、夕日が水平線に沈み赤く染まる海・・・楽しみ方は様々。
もちろん自然が生み出すものなので、日によっても変化があります。
これだけ多くの変化を生み出して感動を与えてくれる絶景スポット・・・きっとあなた好みの景色とも出会えるはず!
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