レンタカーなしで沖縄旅行!便利に観光する方法とは?おすすめの交通手段、観光スポットを紹介します★
車移動前提なツアーが多い沖縄旅行。実はレンタカーなしでも観光ができるんです!運転免許を持っていない、運転に自信がない、旅先でお酒を楽しみたい…そんな皆さんも十分に楽しめる方法をご紹介していきます!
この記事の目次
レンタカーなしでも沖縄は観光できる
レンタカーなしでの移動手段は、ゆいレール、観光バス、タクシーのいずれかになります。空港のある那覇を拠点にすれば、少し遠めの観光地へも足を運べますよ。公共交通機関を利用すれば、駐車場を探す手間が省けて楽チン&時間の節約になります。行きたい場所の近くまで到着しますし、お酒を楽しむ旅だってできちゃいます。
ただ、旅行人数が多い、自由に観光したい方はレンタカー移動がおすすめです。
那覇市内の移動にはゆいレールがおすすめ
レンタカーなしの旅行で欠かせないのがゆいレール!
那覇市内のモノレールで、那覇空港から首里城最寄りまで各15駅を結んでいます。運行本数は多めで、ダイヤは約10分おき。ちなみに夕方の那覇市内は車の渋滞が多いので、レンタカー移動よりもゆいレールを利用する方がスムーズに移動できます。
2019年内には4駅増える予定なのでますます観光の幅が広がりそうです。
ゆいレールのフリー乗車券は何度も乗るほどお得
ゆいレールの初乗り運賃は230円、那覇空港から終点の首里駅まで330円です。改札では、きっぷを通すのではなくのQRコードをかざして通ります。
1日に何度も乗るならフリー乗車券の購入が断然お得!
<1日乗車券> 大人800円 小児400円
<2日乗車券> 大人1,400円 小児700円
駅内の券売機か窓口で購入でき、発券した時点から24時間(2日乗車券の場合は48時間)有効です。
なので、前もって買っておくよりも乗車の直前に購入するのがおすすめ。
さらに、フリー乗車券の提示で、観光施設の入場料や飲食代などが割引になることもあるので観光にぴったりです。
注意していただきたいのがICカードについて。
本州ではSuicaやICOCAなどのカードが一般的に使用されていますが、ゆいレールでは使えません。
ゆいレールではOKICAというカードが使えますが、こちらは地元の方が便利に使えるカードです。
ゆいレールで行ける観光スポットは?
赤嶺駅(あかみねえき)
なぜ駅が観光スポット?と思われるかもしれません。実は赤嶺駅は日本最南端の駅なのです!
「日本最南端の駅モニュメント」が駅を降りてすぐの広場に設置されていますので、
旅の思い出に訪れてみてはかがでしょうか?那覇空港の次の駅なので、立ち寄りやすいところもポイント。
記念撮影にばっちりです!
国際通り(牧志駅、県庁前駅)
那覇といえば国際通りに行ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
人気ショップやお土産屋、飲食店が多く並び、なんでも揃う那覇の中心地。昼も夜も賑わう大人気エリアです。全長約1.6kmあり、あちこち行ったり来たりすると少し大変。ですので、行きたいお店があれば位置関係を事前に確認しておくと良いでしょう。
ここでスイーツを食べるなら、有名なブルーシールアイスや、マンゴースムージー、紅芋ソフトなどが沖縄らしくておすすめ。居酒屋も多く、泡盛や地元食材をふんだんに使った沖縄料理が楽しめます。
ちなみに国際通りからいくつか抜ける通り(桜坂中通り、市場本通りなど)を進むと、国際通りとは少し違った並びが楽しめます。
国際通りの最寄駅は「県庁前駅」もしくは「牧志駅」です。牧志駅で下車すると、北側入口から国際通りを見る事ができますよ。
牧志公設市場(牧志駅)
国際通りの横道から向かえるこの市場は、魚や肉、島野菜などの様々な食材を販売しています。
沖縄ならではの名産品が数多く、1階で購入した新鮮な食材を2階の食堂で調理してもらい、食べることができます。
一見、食べられるの!?と思ってしまいそうなカラフルな魚も並んでいて、見ているだけでも楽しく、沖縄らしい光景を楽しめます。その他、ドラゴンフルーツやマンゴーなど、南国フルーツも販売しています。
最寄駅は「牧志駅」です。
壺屋やちむん通り(安里駅)
「やちむん」とは、「焼き物」という沖縄言葉。
さまざまな沖縄らしい焼き物・器がずらりと並び、沖縄に来た感がとても感じられるエリアです。国際通りとはまた違った景色が広がりますよ。昔ながらの良さを感じるものから、普段使いできそうなかわいらしいものまで豊富に揃っています。お土産にはもちろん、様々な作品を眺めるだけでも楽しめるはず。
最寄り駅は「安里駅」(あさとえき)です。
沖縄県立博物館・美術館(おもろまち駅)
愛称は「おきみゅー」。博物館と美術館が分かれています。
常設展では沖縄の歴史の全体像が学べます。じっくり見ると2時間以上かかるほどボリュームたっぷりなのに、入場料は安め。屋内なので、あいにくの雨でも楽しめる施設です。期間限定で、特定の生き物にスポットを当てた企画展示等が行われることも。
最寄り駅は「おもろまち駅」です。近くには「Tギャラリア沖縄」がありショッピングも楽しめます。
<博物館常設展 入場料>
一般 410円
高大生 260円
県外小中学生 150円
<美術館コレクション展 入場料>
一般 310円
高大生 210円
県外小中生 100円
★ゆいレール1日乗車券を提示すると割引があります
<開館時間>
火・水・木・日 9:00〜18:00(入館17:30まで)
金・土 9:00〜20:00(入館19:30まで)
<休館日>
毎週月曜日
※月曜日が祝日等の場合は開館し、その翌平日が休館。
※年末年始は休館なので注意(12月29日から1月3日まで)
首里城公園(首里駅)
やっぱり行きたい定番スポット・首里城!ゆいレールの終点「首里駅」が最寄りです。
首里城までは少し距離があるので歩きやすい靴を履いておきましょう。急な坂道もあるので足元には気をつけて!天気が良ければ道中も綺麗な景色が見られるので、きっと楽しいはず。雨の日やあまり歩きたくない方は、駅から守礼門近くまでバスが出ているので利用すると便利です。
首里城公園は無料区域と有料区域が分かれており、正殿を見るには有料区域に入る必要があります。ゆいレールフリー乗車券を提示すると割引を受けられますよ。
正殿はの美しくも鮮やかな朱色は写真映え間違いなし。
外観だけでなく、靴を脱いで中を見学できます。内部の造りと貴重な美術工芸品が楽しめます。また、お土産屋もあるので立ち寄ってみましょう。
首里城公園周辺も沖縄料理屋が点在しているので合わせてチェック!
海で遊ぶなら離島へ行こう
沖縄はどこでも泳げる!…というわけではなく、思い切り海で遊ぶには那覇から移動する必要があります。
本島で泳ぐなら有名な青の洞窟がある恩納村エリアがおすすめ。ですが、那覇から車で1時間ほどかかるエリアなのでレンタカー無しでは少し行きづらいです。いっその事、那覇から離島へ向かいましょう!那覇の泊港から離島行きの船が出ているので、レンタカー無しでも綺麗な海まで行くことができますよ。おすすめは、ナガンヌ島、渡嘉敷島など慶良間方面。これらの離島は那覇から船で2〜30分で到着するので、日帰りで気軽に行くことができますよ。驚くほど綺麗なケラマブルーの海を堪能!
楽しみ方としては、日帰りマリンオプションを申し込むのがおすすめ。シュノーケリングや体験ダイビング、冬の時期はホエールウォッチングなど様々なプランがあります。当日申し込める場合もありますが、念の為予約しておく方が良いでしょう。
レンタカー無しで美ら海水族館に行くには?
観光するなら美ら海水族館はやっぱり外せませんよね!ですが、本島北部に位置するのでゆいレールでは行けません。そこで、バスツアーを利用すればスムーズに観光することができますよ。
美ら海水族館だけでなく、本島から橋で渡れる離島・古宇利島に向かうツアーもおすすめ。また、那覇空港や県庁前県民広場などの複数のエリアから乗車できるものがあります。
人気の観光スポットならバスツアーでも行きやすいので安心ですね!
ホテルは国際通り周辺泊がおすすめ
レンタカーなしの旅行なら、なんでも揃う国際通り周辺ホテルを取ると何かと便利。ディナーの後にすぐホテルに戻って休憩できますし、買いそびれた物も買いに行きやすくなります。国際通りの最寄り駅は「牧志駅」「県庁前駅」です。その中間にある「美栄橋駅」もアクセスが良いです。少し離れますが「旭橋駅」にもホテルが多いのでおすすめです。また、空港にアクセスしやすいホテルが良い場合は赤嶺駅周辺の宿を選ぶと良いでしょう。
国際通り周辺は選べるホテルが多いので、何を重視したいかをピックアップしておきましょう!
例えば、
・とにかく安く行きたい
・朝食はビュッフェがいい
・国際通りの真ん中で泊まりたい
・子連れでも安心して泊まりたい
など。
自分でなかなか決められない場合は、旅行会社に相談してみるのもおすすめです。
まとめ
レンタカーを使わなくても、那覇中心の旅行なら十分に楽しむことができます。その他、路線バスやタクシーを使う手段もありますが、距離によっては料金が高くなってしまうことも。事前にある程度どこへ向かうか計画を立て、グルメも観光も効率よく楽しみましょう!
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