9つの世界遺産を巡る旅!歴史や文化を学んで沖縄をもっと知ろう♪
沖縄には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として2000年12月に世界遺産に登録された9つの建造物や遺跡があります。
これらのスポットを巡れば、琉球王朝時代の歴史や文化をたっぷり感じることができるはず!
今回は、沖縄本島の世界遺産を全てご紹介します!
この記事の目次
今帰仁城跡(なきんじょうあと)
沖縄県の北部、今帰仁村にあるグスクです。
歴史は古く、いつの時代に誰が築いたのかは未だに解明されていません。
敷地面積が広く見どころ満載の今帰仁城跡!
なかでも全長1.5kmの城壁と、そこから眺める海は絶景です。
また桜の名所としても知られており、1月下旬頃になると寒緋桜が咲き、「桜まつり」が開催されています。
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座喜味城跡(ざきみじょうあと)
読谷村にある座喜味城跡は、15世紀に築城家の護佐丸(ごさまる)によって築城されました。
沖縄に現存する最も古いアーチ門と、独特の曲線を描く城壁が見どころです。
他のグスクとは違い入場無料!さらに見学時間も定められていません。
明け方や夕暮れ時などに訪れることができるので、思い出に残る最高の景色が待っているかも!
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勝連城跡(かつれんじょうあと)
勝連城跡は、最後まで国王に抵抗した阿麻和利(あまわり)が住んでいた城として有名。
築城は12世紀頃と伝えられていて、世界遺産登録された沖縄のグスクの中で最も古いグスクとされています。
標高は98mあり、一の曲輪(くるわ)からは青い海が一望できます。
このグスクは山を利用して造られているので、入口から急勾配が続きます。
登りにくい危険な場所もあるため、十分に注意しましょう。
勝連城跡の公式ホームページを見る
中城城跡(なかぐすくじょうあと)
中城湾に面した高台にあり、北東から南西に一直線に築かれた城。
沖縄県内のグスクの中で最も原型をとどめていることで有名です。
また築城技術も高く評価されていて、1850年代に来琉したペリー提監一行も現地調査を行い、その素晴らしさを讃えています。
天気の良い日には周囲の島々が見渡す事が出来る絶景ポイントです。
首里城跡(しゅりじょうあと)
琉球王国統一以降、国王の居城となった首里城は“琉球王国時代の象徴”ともいうべき城です。
第二次世界大戦で焼失しましたが、1992年に一部が復元されました。
その後、世界遺産に登録され沖縄を代表する有名観光スポットになっています。
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園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
首里城公園の敷地内の守礼門の近くにある祈願所。
国王が外出時に、道中の無事を祈願したところです。
扉以外は全て石造りという琉球地方の独特の建造物で、小さいながらも世界遺産に登録されています。
首里城にお越しの際は是非、園比屋武御嶽石門にも立ち寄ってみてはいかがですか?
玉陵(たまうどぅん)
首里城から徒歩2分程度の場所にある玉陵。
琉球王国を統治した第二尚氏王統の陵墓です。
墓室は3つに分かれていて、中室は遺骸を安置する部屋で、東室には王と王妃、西室にはその他の王族が葬られています。
墓室の上部に置かれているのは、陵墓を守護する石彫りの獅子像です。
第二次世界大戦で大きな被害を受けましたが、1974年から3年の歳月をかけ修復されています。
識名園(しきなえん)
識名園は琉球王家最大の別邸です。
池のまわりを歩きながら景色を楽しむ事を目的とした、廻遊式庭園。
池の小島には中国スタイルで造られた六角堂があります。
中国、日本、琉球のスタイルが混在する独特の庭園は最高傑作といわれています。
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斎場御嶽(せーふぁうたき)
琉球王国最高の聖域。
「せーふぁ」は「最高位」という意味で、通称「最高の御嶽」と言われているパワースポットです。
斎場御嶽のシンボルは「三庫理(さんぐーい)」。
2つの巨大な岩が重なり三角形のトンネルになっていて、そこを抜けると神の島として知られる久高島を拝むことができます。
マナー向上や自然保護のために年2回の休息日がありますので、確認してからお出かけされる事をおすすめします。
斎場御嶽の公式サイトを見る
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