沖縄といえば泡盛!工場見学でおすすめの酒造とお土産に選びにぴったりのお店
泡盛ってどんなお酒?
泡盛の原料は一部の銘柄を除き、タイ米が使用されています。
何故かというと、粘り気のある日本米に比べ、タイ米はさらさらしていて米麹を作りやすいという特性があるから。
また、タイ米を使うことにより泡盛独特の風味を出すことができるのです。
また、泡盛造りに使用される麹菌「黒麹」。
腐敗に強いのが特徴で、黒麹を使ってお酒を造るのは世界的に見ても珍しいのです。
日本酒や焼酎などは黄麹を使用するのが一般的ですが、現在では九州の焼酎メーカーが黒麹を使用して焼酎を作るほど。
仕込みは1回だけの「全麹仕込み」というシンプルな工程で、泡盛独特のものです。
タイ米を使って米麹にし、水と酵母を加えてもろみにしたものを2週間ほどアルコール発酵させます。それを蒸留させると泡盛ができあがります。
この時に使用される「単式蒸留機」はもろみに含まれる成分をほどよく蒸気に含ませ、原料の風味を余すところなく蒸留酒に反映させるという特徴があります。
こうやってできる泡盛は古酒も魅力の一つ。
大切に管理すると、100年・200年の古酒に育てることができるのです。
芳醇な味わいと甘い香りは、世界の名酒のひとつとして高く評価されています。
空港近くにある「忠孝酒造」の工場見学で泡盛を知る!
出典:豊見城市観光協会
沖縄本島の中で一番小さな手作り泡盛工場です。
ガラス越しに泡盛造りを見学し、忠孝窯で作られる「忠孝南蛮荒焼甕(ちゅうこうなんばんあらやちがめ)」の製作過程なども見ることできます。
木造建築としては、首里城に次ぐスケールの「木造古酒蔵」は忠孝酒造の自慢の施設。
くーす(古酒)の香りとクラシック音楽が流れる神聖な場所は見どころの一つです。
見学の後は、全種類の泡盛を自由に試飲できます。
工場見学について
見学費用:無料
見学時間:9:00~17:00(30分毎にご案内しています)
見学最終受付:17:00まで(試飲、ショップは18:00まで)
見学所要時間:約1時間程度
【見学内容】
ビデオ紹介→ 手造り泡盛工場→ 陶器工場(忠孝窯)→ 木造古酒蔵→ 地下貯蔵庫→ 試飲
有料で「手造り泡盛体験」も実施していて、洗米・米蒸し・麹種つけの工程を体験できます。
昔ながらの泡盛造りを体験出来るのはここだけ!
製造スケジュールの都合上、予約ができない場合もあるので事前に問い合わせて確認するようにしてください。
「手造り泡盛体験」の詳細はこちら>>
那覇空港から車で約10分の場所にあり、アクセス便利!
お酒を飲まれる方は路線バスも通っていますので安心ですよ。
1名から予約が可能で、事前予約するとスムーズに案内してくれます。
帰りの飛行機まで少し時間があるという方は、ぜひ行ってみてください。
くぅーすの杜 忠孝蔵
■住所 沖縄県豊見城市字伊良波556-2
■電話 098-851-8813
■駐車場 収容台数50台(無料)
■営業時間 9:00~18:00
■休館日 年中無休
■アクセス
沖縄自動車道ご利用の方…豊見城・名嘉地ICから80m
路線バスご利用の方…ゆいレール赤嶺駅から89番糸満線、我那覇バス停から徒歩で約3分
種類が豊富な「泡盛館」はお土産選びに最適!
出典:泡盛館
「泡盛館」は沖縄県下の全酒造メーカーの泡盛が揃っています。
200銘柄1000種類余りあり、新酒から年代物の古酒まで揃っているので、ずっと探していた泡盛と出会えるかもしれません!!
入手困難な30年以上もの古酒が手に入るのも「泡盛館」だけ!
試飲やスタッフの方からのアドバイスもあり、自分好みの泡盛を発見するのも楽しいですね。
有名な観光スポット「首里城」から車で3分の場所にあります。
観光の後のお土産選びにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
泡盛館
■住所 〒903-0826 沖縄県那覇市首里寒川町1-81
■電話 098-885-5681
■営業時間 10:00~18:30
■定休日 火曜日
■アクセス 那覇ICから車で3分
泡盛と同じ発酵食品で注目の京漬物すぐきは乳酸菌も豊富。京漬物なら京都なり田がおすすめ。
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