日本最南端の有人島・波照間島！観光におすすめの時期はいつ？

波照間島といえば“青く美しい海”と“満点の星空”が魅力。
しかし、いつ行ってもこれらを楽しむことができるのかと言われると…そうではありません。いずれも自然のものなので、四季にあわせて島の環境が変化すると同時に、時期によっておすすめのものも変わってきます。そうなると波照間島にはいつ行くのがいいのだろう？と疑問に思いますよね。
 
そこで、今回は波照間島の観光に関する情報をおすすめの時期とあわせてご紹介します！

波照間島ってどんな島？

季節問わず人気な日本最南端の有人島・波照間島。
島の周囲は約14kmと小さな島なので、2時間もあれば自転車で1周できるほどです。波照間島には、基本的には石垣島から高速船を利用して行きます。石垣島と波照間島間は、外洋を運航するため想像以上の激しい揺れを感じるかと思います。その激しい揺れに耐えて約1時間。波照間島に到着すると、それまでの道中の苦労が吹き飛んでしまうほどの美しく青い海が目に飛び込んできます。

八重山諸島NO.1の海“ハテルマブルー”を楽しむなら…

やはり海を楽しむなら夏が一番でしょう。
八重山の海開きは、早ければ３月中旬頃で、暖かい日であれば、海で泳ぐことができます。
しかし、この時期の平均気温は20℃前後なので、夏に比べると少し肌寒く感じるかと思います。
沖縄らしい南国の雰囲気を楽しむなら、やはり7月～8月頃に行くのがおすすめ！
ちなみに、波照間島はシーズン関係なく、多くの観光客が訪れますが、夏は特に多いです。
そのため夏の波照間旅行をお考えの方は、早めのご予約が必須！
波照間島で最も人気の宿泊施設「ペンション最南端」は、3ヵ月前の（月初めの1日）から予約開始となります。予約開始日に予約をしようとしても満室…なんてこともあるので、とにかく早めがオススメ！

《ニシ浜ビーチ》

日本で一番美しいと言っても過言ではないくらい美しいビーチ。
“ニシ”というのは、沖縄では“北”を意味する言葉で、実際にニシ浜も波照間島の北側に位置しています。沖縄の海は、よく“エメラルドブルーに輝く海”など表現されますが、ニシ浜の海は独特な青さを持ち“ハテルマブルー”と表現されます。それほどニシ浜が持つ美しさは独特で、唯一無二のものなのです。ニシ浜は、季節や時間帯、天候によって様々な表情を魅せます。最も美しく見えるのは、太陽との位置関係などを考慮すると午前10時頃です。太陽の光とハテルマブルーが美しい輝きと独島なグラデーションを生み出します。

夜空に見える星の数が日本一と呼ばれる島の星空を楽しむなら…

波照間島は、国内でも数少ない“南十字星が見える島”として有名です。
南十字星とは、実際に“南十字星”と呼ばれるひとつの星が存在するのではなく、“みなみじゅうじ座”という星座につけられた呼び名になります。波照間島で南十字星が観測できる時期は、12月～6月です。この期間の中でも夜10時～12時頃と観測しやすい時間帯に見られるのが4月～5月頃になります。

観測する上で気を付けるべき点は、月の状況です。
月が明るいとその光で星の光が半減してしまうので、満月の日は避けるべきでしょう。しかし、どれだけ時期や環境を整えようとしても、何よりも天候が重要で、結局は運しだいということになりますね…。

波照間島には、星空を観測できる施設「星空観測タワー」があります。
ここは、日本最南端の天文台として、南十字星の全体を観測できるというのがアピールポイントです。観測所の４階のドーム部分には、口径20cmの屈折式大型望遠鏡やプラネタリウムが併設されています。波照間島ならではの星座のパネルや星の写真が展示されていたり、星についてのガイドも開催しています。タワーの付近は民家や街頭もないのでととても暗く、星空観測には最適の場所です。

《波照間島星空観測タワー》
■開館時間
昼間
10：00～12：00
13：00～17：00

夜間
20：00～22：00（4月～10月）
19：00～21：00（11月～3月）

■休館日
毎週月曜日・年末年始

■入館料
大人：400円　小人：200円

最南端の島ということもあり、移動に結構な時間を費やすため多少の苦労もあります。
しかし、島に着いた瞬間に、「来てよかった」と思えるほど魅力溢れる島であることは間違いないです！
もちろんどの時期に行っても波照間島を楽しむことはできます。
しかし、波照間島の魅力を最大限に発揮できる時期を選んで行ってみると、楽しさも最大限に引き出せるはずなので目的に応じて考えてみてはいかがでしょうか。

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