日本最西端の地・与那国島を楽しむならここ!一度は行きたいおすすめ観光スポット!
日本最西端の島である与那国島。隣接する台湾からは、約110kmの距離にあり、その距離はなんと国内の石垣島よりも近く、まさに国境の島といえるでしょう。そんな与那国島には、基本的に石垣島から行かれる方が多く、飛行機もしくは船を利用して行くことができます。
飛行機の場合は、石垣空港から約30分で行くことができますが、船の所要時間は、約4時間と大幅に変わってきます。
さらに、石垣島と与那国島間は外洋を運航するため、大変荒れやすくなっています。
そのため、乗船した方のほとんどが到着する頃には、船酔いでぐったり…なんてこともあるので、船酔いしやすい方は、飛行機でのご移動をおすすめします!
与那国島の人口は1,700人程で、島自体も車であれば約2,3時間で島一周できる程の大きさです。
島内では、バスやタクシーも運行していますが、圧倒的に数は少ないです。
少々の観光であればレンタルサイクルでも問題ありませんが、島全体を観光するのであればレンタカーは必須です。
そこまで大きな島ではありませんが、与那国島には多くの観光スポットがあります。
今回は、そんな中でも絶対におさえておきたいポイントをご紹介します。
Dr.コトー診療所
2003年と2006年に連続ドラマ、その他にもスペシャルドラマとして放送されるほどの人気ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地としても有名な与那国島。
ドラマは、「志木那島」という架空の島が舞台となっていましたが、実際に撮影が行われていたのは与那国島です。
与那国島のあらゆる場所で撮影が行われましたが、ドラマの撮影のために作られ、実際に使用されていた診療所のセットが今もなお残っています。
建物の中も待合室や診察室などがそのまま残されており、ドラマを見たことのある方なら様々な場面を思い出しながら楽しめるはずです。
また、診療所の目の前にある比川浜も、何度もドラマに登場したことのあるビーチなので、診療所を訪れた際は、是非立ち寄ってみてください。
≪住所≫
沖縄県八重山郡与那国町与那国
≪アクセス≫
与那国空港から車で約20分
≪営業時間≫
10:00~11:30、14:00~17:30
≪見学料≫
大人300円 ※高校生以下無料
西崎(いりざき)
与那国島の最西端にある岬「西崎」。こちらの地名は、「西崎」と書いて「イリザキ」と読みます。これは沖縄独特の方言で、太陽が西へ沈むことを「イリ」と言うところから、この呼び名がついたそうです。その名の通り、西崎は日本で最も夕日が遅く沈む場所であり、大変美しい夕日を眺めることができます。ちなみに同じく与那国島の東側にある「東崎」は「アガリザキ」と呼ばれており、西崎と同じように太陽が東から出てくることを「アガリ」と言うところから、この呼び名がついています。島内の中でも東崎で日の出を、西崎で日の入りを眺めるのも違った楽しみ方が出来ていいですよね。
西崎は、最西端の地ということもあり、見渡す限り目の前には青い海が広がっています。
また、年に数回ですが、晴れていて空気が澄んだ日には、遥か西の方に台湾の大きな
島影を見ることもできます。ただし、この島影が姿を現すのは、毎回天候が荒れる前だとか…。
そして、西崎の先端には「西埼灯台」が建っており、「日本最西端の地」の碑と展望台も設けられています。
訪れた際は、是非、記念に「日本最西端の地」の碑を前に写真を撮ってみてください。
ちなみに、日本の最四端(最東端、最西端、最南端、最北端)のうち、公共交通機関で行けるのはここ西崎だけなのです。
与那国町では、日本最西端与那国島来島記念として「日本最西端の証」を発売しています。島内の指定販売所で取り扱っているので、最西端の地を訪れた記念として是非手に入れてみてください。
≪住所≫
沖縄県八重山郡与那国町久部良
≪アクセス≫
与那国空港より車で約15分
立神岩
与那国島のシンボル「立神岩」。
島の南東部の海岸に突起する高さ30メートルほどある岩礁です。
島の昔話にも出てくる伝説のある岩で、地元の言葉で「トゥンガン」と呼ばれています。
近くには2階建ての展望台があり「立神岩」を見ることができます。
その反対側には与那国島の雄大な景色が広がっていますので、訪れた際には必ず行って欲しいポイントです!
トイレも併設されていますので、ちょっとした休憩に気軽に立ち寄るのも良いかもしれませんね。
<<住所>>
沖縄県与那国町
<<アクセス>>
与那国空港から車で約15分、久部良港から車で約30分
ヨナグニウマふれあい広場→ちまんま広場
与那国島旅行で一度は訪れて欲しいのが「ヨナグニウマふれあい広場」。
小柄で人懐っこい性格のヨナグニウマと触れ合えるおすすめ観光スポットです。
より多くの人々にヨナグニウマと遊ぶ楽しさを知ってもらうために様々なメニューが用意されているので、小さなお子様から大人まで誰もが楽しめます。
乗馬体験はもちろん、大自然の中を馬と歩くトレッキング体験は初めての方も安心です。
自信のない方は短距離コースがおすすめですよ。
特に人気のあるメニューが、夏のシーズンのみの「海馬遊び」です。
海の中で馬と一緒に遊んだり、しっぽに捕まって泳いだりといった体験ができるのが魅力的!
残念ながら2018年に「ヨナグニウマふれあい広場」は閉鎖してしまいました。
2020年4月「ちまんま広場」として新しい牧場が誕生しているので、ヨナグニウマと触れ合いたい方はこちらをご利用くださいね。
体験乗馬・ミニトレッキング・海馬遊びを楽しむことができますよ。
<<住所>>
〒907-1801 沖縄県八重山郡与那国町字与那国3686
ご予約・お問い合わせはHPをご覧ください。
ちまんま広場
ダンヌ浜
与那国島のフォトスポット「ダンヌ浜」。
丸く切り抜かれた先に見える景色は加工なしでSNSでアップできるほどの絶景で、素敵な写真が撮影できます。実は、この絵になる場所はダンヌ浜の公衆便所の出入口なんです!トイレだけでなく、シャワー室もあるので海水浴やシュノーケリングで訪れる際には安心ですね。海の透明度は抜群で魚や珊瑚礁も多いビーチです。
しかし、満潮時は流れが速くなり泳ぐのは危険ですので、波の状況を見て判断するようにしてください。
夕日スポットとしても有名で、行く時期や時間によって違った景色を楽しめるのも魅力の一つになっています。
<<住所>>
沖縄県八重山郡与那国町
<<アクセス>>
与那国空港から車で約10分、久部良港から車で約10分
崎元酒造所
与那国島で最も古い昭和2年創業の蔵元。崎元酒造所で作られる泡盛、「花酒」はアルコール度数はなんと60度!
日本で作られるアルコールの中で、最も度数の高いお酒です。
本来、泡盛は度数45度未満のお酒とされていますが、「花酒」は琉球王朝時代に王朝に献上されていた歴史や、昔から神事に使用されていたことから特別に泡盛と称することが認められています。
ストレートで飲むのがおすすめですが、度数がきついので苦手な方は水割りでも美味しくいただけますよ。
崎元酒造所では、花酒の製造からラベル貼りまで全ての工程を手作業で行なっています。
商品の購入はもちろん、工場見学も行なっているので問い合わせてみてくださいね。
現地でしか購入できない商品もあるので、お酒好きな方にはおすすめです!
<<住所>>
沖縄県八重山郡与那国町字与那国2329番地
<<アクセス>>
与那国空港より車で10分、久部良港から車で約15分
海底遺跡
与那国島といえば、「海底遺跡」をイメージする方も多いのではないでしょうか。
昭和61年に地元のダイバーによって発見された周囲数百メートルの巨大な一枚岩。
この一枚岩は、人工的に作られたような跡、人が歩くスペースのような通路状の隙間など、人が加工しなければ出来ないようなものが多くあります。
しかし、自然に生み出されたものなのか、人工的に作られたものなのかは、いまだに解明はされていません。
様々な謎を持つ海底遺跡には、わざわざ海底遺跡を見るために多くのダイバーが訪れます。
海の底にあるものなので、ダイバーの方しか見られないのではないかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
もちろんファンダイビングの人気スポットでもあるので、遺跡目当てに与那国島にダイビングをするため行かれる方も多いです。
しかし、ライセンスをお持ちでない方も「体験ダイビング」として実際に海に潜って海底遺跡を見ることができます。
もしくは、海が苦手な方やダイビングはちょっと…という方は、海底遺跡水中観光船を利用すればガイドの方の解説を聞きながら楽しむことができます。
島をぐるっと周って観光地を巡ったり、ダイビングなどのマリンオプションを楽しむなど与那国島を楽しむ方法はたくさんあります。
ご自身のお好みのプランを組んで、日本最西端の地を楽しんでみてください。
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