阿嘉島でシュノーケルが楽しめるおすすめのビーチは?
ダイバーに人気の慶良間諸島にある阿嘉島には、シュノーケルでも楽しめるビーチがたくさんあります。
初心者でもストレスを感じることなく安心してエントリーができる「ビーチエントリー」がおすすめ!
浜から海に入るので、もし怖くなってしまった場合にも立ち上がって落ち着くことができます。
今回は阿嘉島で「ビーチエントリー」ができるおすすめのビーチをご紹介します。
この記事の目次
ニシハマビーチ
阿嘉島といえば「ニシハマ」というくらい、島で最も有名なビーチ。
慶良間諸島の中でも透明度抜群で、シュノーケルスポットとして一番人気があります。
ビーチの正面から南側よりも、北側の方がたくさんのサンゴ礁や熱帯魚も見ることができるのでおすすめです。
沖の青色が薄く変わるポイントでしか見ることができない海の世界は、ぜひ味わってほしいので頑張って泳いでたどり着いてくださいね!
ニシハマビーチの浅瀬
このビーチは波打ち際にも小さな魚がたくさんいるので、泳げない人や子連れでも水深1mほどの足のつく場所でシュノーケルを楽しむことができますよ♪
浅瀬でも、スズメダイの群れやサンゴ礁を見れて、運が良ければウミガメにも出会えることも!
沖へ行くほどサンゴ礁の色もカラフルになるので、さらに鮮やかなサンゴの群生を見たい方は、頑張ってもう少し泳いでみましょう。
ニシハマビーチの深場へ行くまで(浜から30〜50m先)
この辺りからは、サンゴや生き物の種類も増えるので、シュノーケルもさらに楽しくなるでしょう♪
海の中を覗くと「ファインディングニモ」にも登場するクマノミ・ナンヨウハギ・ツノダシが!
浅い場所だと水深は1.5mくらいで初心者でも安全なエリアとされていますが、さらに沖へと泳いでいくと少しづつ深さが出てきます。
不安を感じたら無理せずに浅場で楽しむようにしてくださいね!
ニシハマビーチのドロップオフ(浜から50〜80m先)
遊泳区域の境界線付近にあるドロップオフがニシハマビーチの一番の見どころです。
いきなり断崖絶壁になるこの場所の水深は5〜6mで、一気に景色も変わります。
海中に光が降り注ぎ、明るくキラキラとしていて、真っ白な砂地の海底が広がる光景はとても幻想的です。
崖の周りには色とりどりのサンゴ、そして海底の方を見ると大きなテーブルサンゴも見ることができます。
熱帯魚の種類もさらに増え、かなり見ごたえがあるので、シュノーケルをとことん楽しめると思いますよ♪
浜から80mほど先なので、かなりの体力を使うと思いますが、その素晴らしい海の世界をぜひ味わってください!
ニシハマビーチでシュノーケルを楽しむ注意点
・海況の変化には十分に注意してください。
・遊泳区域以外で泳ぐことはできません。ルールは守りましょう。
・シュノーケリングセット(ライフジャケット)を必ず用意してください。
<基本情報>
場所:沖縄県島尻郡座間味村阿嘉[地図]
アクセス:阿嘉港から車で約10分、徒歩で約20分
設備・サービス:監視員(5〜10月頃)・トイレ・シャワー・コインロッカー・売店・レンタルショップ
駐車場:あり(無料)
ヒズシビーチ
静かで、こじんまりとした印象がありますが、海の透明度はニシハマビーチ以上とも言われています。
ニシハマビーチが荒れている時でも、このビーチは比較的、穏やかなのだとか。
沖の方まで泳いでいき深くなり始めた、その先に広がる豊かな自然の景観は魅力的なので、実際にぜひ見てほしいです!
さらに、西向きのビーチなので、夕日がとても綺麗でサンセットスポットとしても人気があります。
太陽が海に沈んでいく素晴らしい光景は、シュノーケル後の疲れた体を癒してくれますよ。
ヒズシビーチの浅瀬
浜から50mくらいは1m以下の浅瀬が続きます。
ひざ下程度の浅瀬でも、チョウチョウウオ、ハタ、モンガラなどが見れるので、海に入ってすぐシュノーケリング開始です!
沖の方へと向かって泳ぐと、水深も1〜3mとだんだんと深くなっていきます。
この辺りになると、様々な種類のサンゴが点在し、小さなテーブルサンゴなんかも見ることができますよ。
サンゴの周りにはスズメダイやベラ、ブダイなどが見れたり、可愛いクマノミが泳いでいることも!
浅瀬でも大満足のシュノーケルができるので、初心者の方や泳ぎに不安のある方にもおすすめです。
ヒズシビーチの深場(リーフエッジ)
沖の深さか急激に変わる「リーフエッジ」と呼ばれるシュノーケリングポイントがおすすめです。
エッジ部分ではサンゴがびっしりと森のように広がり、豊富な種類の熱帯魚にも出会えます。
岩場を覗いて隠れている魚を発見したりと、ワクワク感たっぷりのシュノーケリングができる絶好のポイントです。
その先はドロップオフとなり、潮の流れが速いので気をつけてください。
安全を確保しつつ、シュノーケルを存分に楽しむには、この辺りで泳ぐのが良いでしょう。
ヒズシビーチでシュノーケルを楽しむ注意点
・遊泳ビーチではないため、監視員やライフセーバーがいません。安全には十分に注意してください。
・海況の変化には十分に注意してください。
・干潮時は泳ぐことができないくらい浅くなるので、干潮時を避けた方が良いでしょう。
・足元は砂ではなく、岩の多いビーチなので滑らないように注意しましょう。
・シュノーケリングセット(ライフジャケット)を必ず用意してください。
・トイレやシャワーなどの設備がありません。
<基本情報>
場所:沖縄県島尻郡座間味村阿嘉157[地図]
アクセス:阿嘉港から車で約8分、徒歩で約15分
駐車場:なし
阿嘉ビーチ
「阿嘉ビーチ」は島の南東部にあるプライベート感を楽しめる穴場のビーチです。
防波堤に囲まれていて、消波ブロックもたくさんあるので「ここで泳げるの?」という印象ですが、海の中は本当にすごい!!
サンゴの豊かさは島一番で、野生のウミガメと出会えるスポットとしても有名な場所です。
このビーチは潮の流れがほとんどなく泳ぎやすいので、小さなお子様でも安全にシュノーケルを楽しめます。
阿嘉ビーチはエントリーしてすぐに天然の水族館!
ビーチエントリーして、数メートルで足が届かない深さになりますが、そこはもうサンゴ礁とお魚だらけ!
岩やサンゴ礁の間を泳ぐウミガメの姿を見ることができることもありますよ。
ビーチから近い場所で、ウミガメと一緒に泳げるのは「阿嘉ビーチ」ならではの魅力です。
ウミガメを追いかけて沖まで行き過ぎないのようにだけは気をつけてくださいね。
海のコンディションが良いと本当に素晴らしいのですが、少しの波でも水が濁り気味になってしまいます。
荒天や波が高いという日には危険ですので、シュノーケルは諦めましょう。
阿嘉ビーチでシュノーケルを楽しむ注意点
・遊泳ビーチではないため、監視員やライフセーバーがいません。安全には十分に注意してください。
・沖合は船の航路になっているので注意してください。
・シュノーケリングセット(ライフジャケット)を必ず用意してください。
・干潮時になるとサンゴ礁が海面近くにありますが、触ったり、足で蹴らないように注意しましょう。
・トイレ、シャワー、着替えなどは阿嘉港を利用すると便利です。
<基本情報>
場所:沖縄県島尻郡座間味村阿嘉[地図]
アクセス:阿嘉港から徒歩で約5分
駐車場:なし
本島からも好アクセス!阿嘉島への行き方
阿嘉島へは、那覇の泊港からクイーンざまみ(高速船)とフェリーざまみで行くことができます。
高速船は約50分、フェリーは約90分ほどで到着するので、
シーズン中は、高速船のチケットが入手困難になるほどの人気です。
1ヶ月前から乗船券の申し込みをすることができますので、早めに予約しておくと良いでしょう。
当日の予約はしておらず、予約の変更についても乗船前日までとなっています。
本島からのアクセスも抜群の阿嘉島!
日帰りも十分可能なので、ケラマの海を楽しんだ後は本島で観光することもできますよ♪
離島でシュノーケルを楽しもう!
もちろん、他の慶良間諸島でもシュノーケルが満喫できます。自分好みの島を見つけよう!
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