沖縄でお花見をしよう!見ごろの時期はいつ?おすすめスポットを紹介★
日本一早く沖縄ではお花見のシーズンを迎える沖縄。毎年、1月の中旬ごろから桜の開花が始まります。沖縄で見ることが出来る桜は、誰もがイメージする「ソメイヨシノ」のような淡い白色とは違います。濃いピンク色のつり鐘状の花で下向きに咲く「カンヒザクラ(寒緋桜)」という品種なのです。
沖縄の桜前線は本島北部から南部、そして離島へと南下します。「南から北じゃないの?」って思いますよね!沖縄の気候は、開花のための寒さが足りないから、先に寒くなる北部から咲き始めるのです。見ごろの時期には様々なお花見イベントが開催されていますので、ぜひ参加してみてくださいね!
この記事の目次
おすすめのお花見スポットはココ!
■八重岳桜の森公園(本島北部)
日本一の早さで満開を迎える「八重岳桜の森公園」には約7000本の桜の木があります。
本部町と名護市の境で標高453mの八重岳の中腹にあり、山頂まで続く道には桜が咲き乱れる名所です。
毎年行われる「もとぶ八重岳桜まつり」は国内で最も早く開催されるお花見イベントです。
期間中の土日にはステージイベントがありコンテストやライブ、子どもたちが喜ぶヒーローショーも開催されているので家族みんなで楽しめますよ♪
☆「もとぶ八重岳桜まつり」イベント情報☆
【開催地】八重岳桜の森公園(沖縄県国頭郡本部町字並里921番地)
【開催日】1月下旬頃~2月上旬まで
【アクセス】那覇空港から車で約2時間
【入場】無料
【駐車場】無料(約500台)
【問い合わせ】0980-47-2700(本部まつり実行委員会)
※詳しくは「本部町役場」のホームページをご覧ください。
http://www.town.motobu.okinawa.jp/index.php?oid=1493&dtype=1000&pid=191
■名護中央公園(本島北部)
沖縄県の桜の名所として有名で「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
つぼみがほころび始める1月中旬ごろからたくさんの観光客が訪れる花見スポットです。
名護城跡の展望台から見えるエメラルドグリーンの海と鮮やかなピンクに染まった桜のコラボレーションは見どころですよ!
公園内は手つかずの自然が残されていて、沖縄固有の動植物もいっぱいるのでゆっくりと散策を楽しむことができます。
「名護さくらまつり」は県内最大規模のお祭りです。
仮装行列やイベント広場特設ステージでの民謡「二見情話」大会は毎年とても盛り上がっています。
☆「名護さくら祭り」イベント情報☆
【開催地】名護中央公園、お祭り広場特設ステージ(さくら公園)、名護十字路大通り、名護漁港
【開催期間】1月下旬
【アクセス】那覇空港から車で約75分
【入場】無料
【駐車場】名護漁港
【問い合わせ】0980-53-7755(公益財団法人名護市観光協会)
※詳しくは「名護市観光協会」のホームページをご覧ください。
http://kanko.city.nago.okinawa.jp/index.html
■今帰仁城跡(本島北部)
世界遺産にも選ばれている「今帰仁城跡」は標高100メートルあり、石づくりの長い階段を登っていきます。
その両側に桜の木があるので、満開の時期を迎えると美しい景色を見ることができますよ!
お城は残っていませんが、頂上は見晴らしもよいので歴史好きの方にはぴったりのスポットです。
夜桜もおすすめで、18:30〜21:00の時間帯は城が美しくライトアップされ、桜とのコラボレーションを楽しむことができます。
毎年、人気の時間帯なので混雑は覚悟しておいてくださいね。
☆「今帰仁グスク桜まつり」イベント情報☆
【開催地】今帰仁城跡、グスク交流センター(沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地)
【開催期間】1月下旬頃~2月上旬
【アクセス】那覇ICから車で1時間20分
【入場】大人400円(団体320円) 小中高生300円(団体240円) ※小学生未満は無料
【駐車場】無料
【問い合わせ】0980-56-4400(今帰仁グスク交流センター)
※詳しくは「今帰仁城跡」のホームページをご覧ください。
http://nakijinjo.jp/info.html
■八重瀬公園(本島南部)
出典:やえせ観光サイト
八重瀬城跡に作られている公園で高台にあります。
階段を登りきった先の展望台からは沖縄が一望でき、晴れた日には慶良間諸島まで見渡せます。
夜はイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気を味わうことがきますよ!
「やえせ桜まつり」はとてもアットホームなイベントで、民謡コンテストや地元の伝統芸能によるライブ、地元酒造所の泡盛が来場者に振る舞われます。
☆「やえせ桜まつり」イベント情報☆
【開催地】八重瀬公園(沖縄県八重瀬町字富盛)
【開催期間】2月上旬 ※ライトアップは1月下旬〜2月上旬
【アクセス】那覇ICから車で25分
【入場】無料
【駐車場】無料
【問い合わせ】098-998-2344(やえせ桜まつり実行委員会)
※詳しくは「やえせ観光サイト」をご覧ください。
http://www.town.yaese.lg.jp/yaese_sight/
■与儀公園(本島南部)
那覇市街の近くにある「与儀公園」は那覇市の桜の名所として知られています。
ガジュマルやヤシの木もあるので、沖縄の雰囲気の中でお花見を楽しめますよ!
本島北部の開花よりも少し遅い2月中旬が桜の見ごろで、川沿いの桜並木は評判です。
「日本国有鉄道門司鉄道管理局」から送られた蒸気機関車が展示されていたり、遊具もあるので家族連れにはおすすめです。
開花の時期に合わせて「なはさくらまつり」が開催されています。
たくさんの出店が立ち並び、民謡大会やフラダンスなどの様々なイベントが行われ、1日中楽しめます。
国際通りから徒歩で行けるのは旅行者には好都合な場所ですね!
☆「なはさくらまつり」イベント情報☆
【開催地】与儀公園(沖縄県那覇市与儀1-1)
【開催期間】2月上旬~中旬まで
【アクセス】那覇空港から車で15分
【入場】無料
【駐車場】なし ※近隣に有料駐車場あり
【問い合わせ】098-855-2552(全沖縄花木生産組合)
■漫湖公園(本島南部)
渡り鳥の中継地点でもあり、多くの水鳥たちの生息地の湿地帯のそばにある自然豊かな「漫湖公園」。
およそ1000本の寒緋桜を楽しむことができ、地元の方にも親しまれています。
公園内は桜以外の花の種類も豊富で、鳥類や他の動物も集まるので見どころはいっぱいですよ!
毎年2月上旬ごろには中央噴水広場で「那覇美らさくらまつり」があり、スポーツフェスタやキッズショーなど様々なイベントが開催されています。
ゆいレール奥武山公園から徒歩10分の場所にあり、那覇空港からのアクセスも楽々なので観光客にはうれしいお花見スポットです!
☆「那覇美らさくらまつり」イベント情報☆
【開催地】漫湖公園、古波蔵側中央噴水広場(沖縄県那覇市古波蔵3-23-1)
【開催期間】2月上旬
【アクセス】ゆいレール奥武山公園駅から徒歩10分
【入場】無料
【駐車場】無料
【問い合わせ】098-853-3554(漫湖さくらまつり実行委員会事務局)
沖縄のお花見の楽しみ方は・・・
お花見といえば“桜の木の下にブルーシートを敷いて宴会!”というのがイメージとしてあるかと思いますが
、沖縄のお花見は宴会を繰り広げる人たちはほぼ見当たりません。
なぜかというと、寒緋桜の見ごろの時期はまだ冬なので寒いからです。
沖縄の人たちのお花見の楽しみ方は、桜の下を散歩しながら写真を撮ったり、ドライブしながら桜を見るというのが一般的なのです。
沖縄スタイルのお花見を体験してみてはいかがですか?
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