楽しみ方は海水浴だけじゃない!慶良間諸島のおすすめビーチ3選!
世界中の人から愛され、”ケラマブルー”と称されるほどの美しい海に囲まれた慶良間諸島。そんな慶良間諸島の良さを自分の目で確かめるなら各島々のビーチを訪れるべき!そこで、今回は慶良間諸島の中でも特におすすめのビーチとあわせて、各島のおすすめポイントをご紹介します!
慶良間諸島ってどんなところ?
沖縄本島の那覇市から西に約40kmの海上に点在する大小20あまりの島々。それらの総称を「慶良間諸島」と言います。その中でも有人島は渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島、慶留間島のたった4島のみです。この4島のうち慶留間島以外の3島は、年中多くのダイバーや観光客が訪れます。
2014年3月に31番目の”国立公園”に指定された慶良間諸島では、夏はダイビング、冬はホエールウォッチングをメインに楽しむことができます。世界が認める美しい自然を持つ慶良間諸島の中には、美しい海を存分に楽しむことが出来るビーチが数多くあります。そして、同じ慶良間諸島に部類されていても、島ごとに雰囲気も様々で、訪れてみるとそれぞれの島の良さを感じることができるでしょう。
渡嘉敷島
慶良間諸島の中で一番大きな島”渡嘉敷島”。那覇から高速船で、たったの30分と沖縄本島から行く離島としてはとてもお手軽の距離にあります。海に囲まれた渡嘉敷島ですが、島には227メートルの赤間山を筆頭に200メートル級の山がいくつもあります。その分、展望台も多く、様々な方向から渡嘉敷島全体と慶良間の海を眺めることができます。
阿波連ビーチ
島の南部・阿波連集落に広がるのが渡嘉敷島で人気のビーチ「阿波連ビーチ」。全長約800メートルも続くビーチは、渡嘉敷港からバスで約15分の距離にあります。ビーチが湾になっているため、流れも速くなく、比較的おだやかで小さなお子様連れでも安心して利用できます。阿波連ビーチに入って右へ進んでいき、岩のトンネルを抜けた先に長い階段があります。その階段を登ると島の絶景を楽しむことが出来る展望台があります。展望台からは、阿波連ビーチはもちろんのこと座間味島や阿嘉島までぐるっと一望することができます。渡嘉敷島を紹介するパンフレットやガイドブックなどにもよく使われるほどの絶景を楽しむことができるので、是非立ち寄ってみてください。
≪アクセス≫
渡嘉敷港よりバスで約15分(片道400円)
座間味島
那覇から高速船で約50分の距離にある座間味島。慶良間諸島のほぼ中心に位置しており、最も観光地化された島でもあります。映画「マリリンに逢いたい」のロケ地としても有名で、島から阿嘉島を見渡せる位置には、映画に登場した犬「マリリンの像」が設置されています。ちなみに、阿嘉島にはもう一匹の犬「シロの像」が、同じように座間味島の方角を向いて設置されています。
古座間ビーチ
座間味島には、いくつかのビーチがありますが、そんな中でも人気のビーチが「古座間ビーチ」。座間味島のビーチといえば古座間ビーチ!と言われるほど人気で美しいビーチです。そんな古座間ビーチの美しさは、誰もが認めるほどのもので、ミシュラン・グリーンガイドで2つ星がつきました。そして、約850メートル続くビーチには、夏場はたくさんのカラフルなパラソルが並び、小さい島ながらリゾート気分を満喫することができます。ビーチ環境も整っており、トイレ・シャワーなども設備されているので、便利で安心して利用できるビーチです。冬期は、ビーチの営業は行っていませんが、白い砂浜に腰を下ろしてただ海を眺める…それだけでも贅沢な時間を過ごすことができるはずです!
≪アクセス≫
座間味港よりバスで約5分(片道300円)
阿嘉島
慶良間諸島の有人島の中で最も西に位置する阿嘉島は、那覇から約50分の距離にあります。近くには座間味島があり、那覇から出ている船は基本的に2つの島を経由しながら運行しています。阿嘉島は船だけでなく、「阿嘉大橋」と呼ばれる橋で他の島と結ばれています。さらに、阿嘉島と結ばれた慶留間島からは、別の橋「慶留間橋」によって外地(ふかじ)島と繋がっています。そのため、阿嘉島・慶留間島・外地島の3島は、橋を使って行き来できるようになっています。しかし、阿嘉島にはレンタカーがないので、基本的にはレンタバイクもしくはレンタサイクでの移動になります。ちなみに、阿嘉大橋を含む景観が美しいのはもちろんですが、橋から見下ろす海の美しさもまさに絶景です!橋の真下を泳ぐ魚たちを鮮明に見ることができるので、いろんな生き物を探しながら楽しんでみてください。
ニシバマビーチ
ほとんど手つかずの自然のままの状態で残されている阿嘉島を代表するビーチ。「ニシ」とは、沖縄では方角の「北」を表す言葉で、ニシバマビーチも島の北東部に位置しています。約700メートルにわたってのびる白い砂浜、青く輝く海、そこには言葉を失うほどの美しい光景が広がります。サンゴ礁の豊富さ、色とりどりの魚の多さは、慶良間諸島の数あるビーチの中でもニシバマビーチはトップクラスです。また、ニシバマビーチのすぐそばには展望台があります。展望台までの距離、階段の段数もそれほど多くないので気軽に登ってみてください。近くでみるニシバマビーチとはまた違った雰囲気を楽しむことができるはずです。
≪アクセス≫
阿嘉港より自転車で約10分。徒歩で約30分。
慶良間諸島を代表する渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島。
同じ海で繋がっているはずなのに、一歩その島に降り立てば各島の魅力が溢れています。
島の魅力を存分に満喫するなら、是非、宿泊して頂きたいところです!
しかし、いずれの島も沖縄本島から日帰りで行ける距離にあるので、まずは気軽にふらっと訪れてみてください。
きっと島ならではの雰囲気を感じとり、楽しむことができるはずです。
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