象の鼻のような奇岩がユーモラスな恩納一人気の観光スポット

恩納村代表的な観光スポット、万座毛（まんざもう）は、隆起サンゴでできた断崖と、 その上に広がる芝生の公園で、沖縄きっての名勝です。遊歩道を進んでいくと、 断崖の先端は、万座毛のシンボルである象の鼻を連想させる形をしています。

1726年(享保11）、ここに立ち寄った琉球尚敬(しょうけい)が、 「万人が座するに足る毛(野原)」と賞賛したのもうなずける景観です。 この言葉は万座毛という地名の由来にもなっています。

駐車場の入口には歌碑があり、18世紀の沖縄の代表的女流歌人、 恩納ナベが王一行を歓迎して詠んだ「波の声もとまれ、風の声もとまれ、 首里天加那志(しゅりてぃんがなし）美御機拝(みきおんきお)がま」と刻まれています。

崖の上一面は天然の芝で覆われており、 整備された遊歩道からは、美しい東シナ海を眺めることができます。 断崖絶壁から見下ろす、沖縄恩納村の海はいつもの目線とは一味違う色合いをしているように見えます。 ここから望む景色は、普段では感じない地球の大きさを実感でき、 夕暮れどきはとくに美しいです。

また、隣にある万座ビーチは、海水浴やマリンスポーツを楽しむ人達でシーズン中はとても賑わっています。 万座毛から見渡す大パノラマの東シナ海！！散策も楽しめるのでのんびり訪れるのがおすすめです。

更に万座毛の情報を知りたい方はこちら：恩納村役場ホームページ

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