金城町の石畳

那覇ツアーの立ち寄りスポット

南部と首里城を繋ぐ風情ある石畳

金城町の石畳は首里城から南部方面へ繋ぐ道として整備された「真珠道」の一部で、いくつか残る石畳の中では一番長く良い状態で残っています。NHKドラマ「ちゅらさん」の撮影地にも使用されその名を全国に広めることになりました。周辺には赤瓦の民家が立ち並び琉球時代の雰囲気を味わうことができます。琉球時代には士族の屋敷が多くあったことも影響し、今も大きな屋敷が目立ちます。急な坂道ではありますが、静かな雰囲気の散歩道は「日本の道百選」にも選ばれています。

途中の村屋と呼ばれる民家風の建物では、縁側に腰掛けることができるので休憩にお勧めです。村屋の少し先を右折すると、国の天然記念物に指定されている大アカ木が6本程あります。戦前は普通に植わっていたアカ木の大木も戦争によって多くが焼失してしまったので、今では貴重なものとなっています。沖縄戦によって真珠道のほとんどを失いましたが、金城町は死角であったため奇跡的に戦禍を免れたのです。金城町はかつて琉球王朝に勤める士族の住む城下町で、表通りではないですが赤瓦の屋根や周辺の住居からは趣のある景色を見ることができます。首里城を訪れ時間が取れた際には、是非立ち寄ってみてください。

住所：沖縄県那覇市首里金城町2
アクセス：那覇空港から車で約15分
首里城から徒歩約5分
駐車場：あり(無料)

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