本部の観光スポット： 備瀬のフクギ並木

美しい景観と実益を兼ね備えた並木道

美ら海水族館を少し北に進むと「備瀬（びせ）のフクギ並木」があります。 フクギとは樹高が約20ｍの常緑高木で並べて植えると防風林として活躍する木です。 沖縄では古くからこのフクギが防風林として植樹されてきました。 フクギで出来た緑の壁は火事の際にも延焼を防ぐとされ民家を囲む様に植えられました。 もとは民家を潮や風から守る為に植えられたフクギですが、 長い年月を経て現在では木々が重なり合い天然のトンネルを形成しております。 並木の全長は約3ｋｍで本島最大級の規模を誇ります。

日差しの強い沖縄ですが、フクギが作ってくれた木陰の道ならのんびり散歩を楽しむ事が出来ます。

また並木の周辺には沖縄特有の赤瓦の古民家や それを改築したカフェ等が建ち並び静かで穏やかな時間が流れています。 この雰囲気を楽しみながら並木の中を進むと備瀬崎に抜ける事が出来、 目の前に太陽光で輝く白砂の浜と透き通る美ら海が広がります。 海の先に伊江島を望む事もでき美しい景色を楽しむ事が出来ます。 豊かな緑と薄いブルーがどこまでも続く東シナ海のどちらも満喫する事が出来るスポットです。 さらに、この並木は水牛車に乗って楽しむ事も出来、徒歩とは違った楽しみ方が出来ます。 水牛車とフクギ並木の白砂の道、そして海風が吹くこの空間はリフレッシュするのには最適です。 のんびりとご旅行をされたい方は是非「備瀬のフクギ並木」の木漏れ日の中を歩いてみて下さい。

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