四島の主の墓
宮古島の歴史を感じることができる史跡スポット
宮古島の北に突き出ている半島に狩俣集落があります。「四島の主」とは、狩俣・島尻・大神・池間の支配者の俗称です。近年まで四島の主の子孫によって、代々使用されてきたと言い伝えられています。 「四島の主の墓」と呼ばれているものは、4箇所あるそうで、ここにある墓はその1つです。 四島の主は、仲宗根豊見親の支配下にありました。狩俣・島尻を結ぶ「渡地橋」の構築・農道の改修・ 狩俣・平良間の休憩所設置・井戸の掘削等の業績があるそうです。また、文筆にも優れていたことが伺える史書も残っているそうです。
案内板もあり、このお墓についての説明が書いてあるので、ぜひ読んでみて下さい。 また、丘の上からは、島尻、大神、狩俣、池間の4つの村が遠望出来ます。 ここは、お墓の周囲に石積みの外郭が二重になっており、南南西の方向に一枚岩を乗せたアーチ門があります。 墓室は一室ですが、墓口が2箇所作られています。
池間島に向かう1本道の少し手前に案内板があるのですが、車を駐車出来るスペースはないので、ご注意下さい。 坂道を登っていくときちんと整備された緑いっぱいのお墓が顔を出します。 史跡といってもお墓なので、お墓以外に何かがあるわけではないですが、宮古の歴史が垣間見れる観光スポットです。 時間があるからは立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
住所:沖縄県宮古島市平良字狩俣
アクセス:宮古空港から車で約25分
駐車場:なし
見学自由
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