狩俣遠見台

狩俣遠見台

「神が宿る聖地」として知られる絶景を見渡せる遠見台

狩俣集落の小学校を東にいった小高い位置にある「狩俣遠見台」。地元では「神が宿る聖地」として知られている場所です。石積みの遠見台からは、大神島がはっきりと見えるので、素晴らしい絶景が楽しめます。 ここは、集落の背後に広がる森の奥にあります。民家の脇から登っていくと姿をあらわします。

看板も駐車場もないので、分かりづらい場所にありますが、見つけていただきたい観光スポットです。 森の奥にありますが、水道局のタンクが設置されているので、遠見台までの道のりは綺麗に整備されています。 しかし、整備されていない部分も中にはあるので、充分注意して下さい。

また、頂上は30m程の断崖にあるので、足元に気を付けながら絶景を楽しんで下さい。 明治末期頃までは、遠見番屋も遺されていたそうです。日夜、海上監視を行い、 船を発見すると村番所(ブンミャー)へ知らせていました。大事な場所だったようです。 狩俣遠見台に隣接する歴史ある森は、「狩俣植物群」として市の天然記念物に指定されています。

また、神女たちが御嶽にこもる祭祀「ウヤーン」が行われていた森でもあります。 他にも宮古島やその周辺の島には、いくつか遠見台がありますので、すべてまわってみるのもお勧めです。

※営業時間や入場料など、掲載されている情報が古い場合がございます。

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