宇江城城跡
唯一島全体を見渡すことのできる人気の絶景スポット
ここは琉球王朝時代に久米島で最も標高の高い宇江城岳の山頂に立てられた城跡で、沖縄県内で最も標高の 高い城跡であると言われています。標高は約310mで周囲に遮るものが何もないので、頂上からは比屋定の集落や はての浜など唯一島全体を一望できる場所として観光客に人気です。ここからの眺めは周囲全てを見渡すことができ、島内を一望できるだけでなく近隣の島々や天気の良い日には沖縄本島まで望む雄大な大パノラマを堪能することが できます。
城跡からは多くの中国輸入陶磁器の欠片が出土しており、現在でも発掘作業は行われています。発掘調査の際の跡が多々見られることからも、貿易の盛んだった当事の様子を知ることができます。16世紀初頭に尚真王(しょうしんおう)の王府軍に火攻めに遭って落城したと伝えられ、戦前までは城門なども残っていたらしいですが、現在では地形部分のみが残っている状態です。
現在は駐車場や歩道なども整備され、頂上まで車で訪れることができるようになりとても便利になりました。石垣の城壁には手すりが取り付けられ立ち入り禁止となっていますが、簡単に乗り越えられてしまいます。つい石垣の向こう側を覗きたくなってしまいますが、断崖絶壁なので注意しましょう。この石垣も石を積み重ねただけで崩れやすくなっているので、絶対に城壁の上には登らないようにして下さい。
住所:沖縄県島尻郡久米島町宇江城山田原2064-1
アクセス:空港車で約30分
料金:見学自由
駐車場:あり(無料)
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