紬の里ユイマール館
重要無形文化財に認定されている久米島発祥の紬
日本の紬絣技法の発祥と言われている久米島紬ですが、ここでは完成までの作業工程や歴史を知ることができます。 久米島を基点に発達した技法であるとともに、国の重要無形文化財として指定されています。展示資料館だけでなく、 伝統的な絣模様と深みのある色合いの久米島紬を製造する工房も併設されており、作品の展示や販売もされています。
工房では現役の織子の方々が共同作業で久米島紬の製造をしているので、いつも来ても実際の作業を見学することができます。さらに体験コーナーもあるので、絹や草木染めをした糸といった贅沢な素材を使ってコースターを作ったり、バンダナなどの草木染めを体験することができます。体験はコースター織2,100円、絞り染め2,500円で参加が可能で、 事前予約が必要となりますので注意してください。
展示資料館では歴史や作業工程の説明のほかに、染色する際に 使用する植物染料の紹介や久米島紬を使用した小物やネクタイの販売が行われています。久米島紬は全ての工程が手織りで、数十~百数十回も染め重ねるとても手間のかかるその技法が、美しい模様と深みのある色を作り出しています。 ここでは久米島紬の伝統美に触れることで、歴史の奥深さを知ることができます。
住所:沖縄県島尻郡久米島町字真謝1878-1
アクセス:空港から車で約25分
営業時間:9:00~17:00(受付は~16:30)
休館日:年末年始、旧1/16、6/23、旧盆、体育の日、町産業まつり
入館料:大人200円 中学生以下100円
駐車場:あり(無料)
※営業時間や入場料など、掲載されている情報が古い場合がございます。
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