ミーフガー

ミーフガー

古くから言い伝えの残る久米島の女性のシンボル

岩礁帯が続く島の北西の海岸にそびえたつ20mほどの巨大な岩礁で、崖の中央部分に切り裂かれたような穴が開いていることから「ミーフガー」と言われています。岩の割れ目からは向こう側に海が見え、見上げるとその大きさを体感することができます。

この名所の名前は沖縄の方言で「女岩」という意味を持ち久米島では女性のシンボルとして祀られており、南側の男性のシンボルとして祀られている男岩のガラサー山の対照とされています。このミーフガーは古くから「女性がこの場所で拝むことで子宝に恵まれる」と言い伝えがあり、今でも言い伝えを信じて子供を願う夫婦やカップルが多く訪れています。

この奇石は風と潮の侵食によってできた自然が作りあげた造形物です。目の前の海岸では5月に真っ白なテッポウユリが咲き乱れ、子宝を願う人だけでなく花見に訪れる人もこの時期には多く見受けられます。

この場所には近くに駐車場も整備されているので車で手前まで行き、歩いて近づき穴の中まで行けますが、下は岩場になっているのでサンダルなどよりも歩きやすく滑りにくいスニーカーなどがオススメです。また、周辺の海はかなり荒れるので水しぶきには注意して下さい。

住所:沖縄県島尻郡久米島町仲村渠
アクセス:空港から車で約15分
料金:無料
駐車場:あり(無料)

社団法人久米島町観光協会「くめじま情報」

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