月ヶ浜

西表島ツアーの立ち寄りスポット

鳴砂でできた美ら海ビーチ

西表島北部の宇那利崎の付け根部分にある月ヶ浜は上原港から車で約20分の距離です。元は「トゥドゥマリ浜」と呼ばれており、このトゥドゥマリとは「留まる」という意味で神様が留まる場所という言い伝えがあります。

また、この浜を抱きかかえる様な形になっている宇那利崎(うなりざき)の「うなり」とは「女」という意味で女神様がいる岬とされており、航海安全の守り神と伝えられてきました。そのトゥドゥマリ浜はまるで弧を描くような美しい形からいつの頃からか「月ヶ浜」と呼ばれる様になりました。

沖縄では粗いサンゴのかけらから成る砂浜が多いですが、月ヶ浜はとてもきめ細かいさらさらの砂で出来たロングビーチです。その月ヶ浜独特の砂は歩くとキュッキュッと音がなる鳴砂です。また、湾状になっている事から波が穏やかでとてもゆったりとした空間がビーチに広がっています。砂の鳴く音と静かな波に耳を傾けながらのんびり散歩するには最適なビーチです。お昼の穏やかな風景も魅力的ですがこのビーチが最も美しい姿を見せてくれるのは夕暮れ時です。月ヶ浜の目の前に広がる美ら海を真っ赤に染めながら沈んでいく夕日に感動すること間違いなしです。

西表島でのんびり過ごされたい方にお勧めのスポットですので是非足を運んでみて下さい。

※営業時間や入場料など、掲載されている情報が古い場合がございます。