奄美大島のベストシーズンは?
一度は行っておきたい!人気の観光スポット情報
奄美大島は自然の宝庫!最近では「天国に一番近い島」と言われているほど魅力的で素敵な島なのです。島の北部は平地が多く、沖縄と同じようにサトウキビ畑が広がるのどかな景色を楽しむことができます。海岸線には美しい砂浜が広がり、青く澄みきった海は太陽の光で様々な色に変化します。美しく輝くサンゴ礁や悠々と泳ぐウミガメに出会えることも!
マリンスポーツのメッカでもあり、ダイビングやサーフィンなどを楽しみたい方にもおすすめです。島の南部には、貴重な亜熱帯植物が自生する雄大なマングローブ原生林があります。固有種の動植物が多く生息していて「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど!!特別天然記念物「アマミクロウサギ」などの奄美独特の生物や、国指定天然記念物「ルリカケス」などの珍しい動物に運がよければ出会えるかもしれません。
カヌーやトレッキングで冒険気分を味わえるツアーもあるので、利用してみてくださいね。公共の交通手段はバスだけなので、効率良く観光をするならレンタカーの利用をおすすめします。
「いつの時期に行けば、一番楽しめる?」「おすすめの観光スポットは?」という奄美大島旅行をお考えの方の疑問を解決します!
奄美大島の平均気温は?
奄美大島の平均気温のグラフです。年間平均気温は21.6℃と、沖縄と同様温暖な気候です。
最も暑くなるのは7月。逆に最も寒くなるのが1月です。 寒いとはいえ、平均最低気温も12℃なので、東京の4月・5月の気温と同じくらい。 温暖て過ごしやすい気候が特徴です。
3月・4月(春)の平均気温
最高気温20-23℃。最低気温14-16℃(奄美大島)
最高気温13-19℃。最低気温4-9℃(東京)
4月の後半にもなると、初夏を感じられるような暖かい日もあります。奄美大島の海開きは4月に行われます。
海水浴は少し肌寒いかもしれませんが、観光するのにいい気候です。
5月・6月(初夏)の平均気温
最高気温26-29℃。最低気温19-23℃(奄美大島)
最高気温22-25℃。最低気温14-18℃(東京)
気温が上がってきますが、奄美大島は梅雨入りを迎えます。 実は奄美大島は日照時間・降水量共に日本一。梅雨入りはゴールデンウィークをすぎた5月中旬、梅雨明けは6月下旬なので、この時期は避けたいところ。沖縄と比べ、雨が少し多いのも奄美大島の特徴です。残念と思うかもしれませんが、この雨のおかげで奄美大島では豊かな自然に満ち溢れています。
7月・8月・9月(夏)の平均気温
最高気温30-32℃。最低気温24-25℃(奄美大島)
最高気温26-30℃。最低気温19-23℃(東京)
一年で最も暑くなるのが7月。梅雨明け後の夏の中でも降水量が少ない時期なので、ベストシーズン!シュノーケルや海水浴も存分に楽しめます。日中は日差しが強いので、紫外線対策は必須。8月、9月は沖縄同様に台風が来ることも。
10月・11月(秋)の平均気温
最高気温23-26℃。最低気温17-23℃(奄美大島)
最高気温16-21℃。最低気温8-14℃(東京)
10月の後半にもなると、朝晩は20℃以下になり、肌寒く感じることも。この時期からは長袖が必要になります。
1月・2月(冬)の平均気温
最高気温17.5-19℃。最低気温12-13℃(奄美大島)
最高気温9-11℃。最低気温0-3℃(東京)
冬とはいえ暖かい奄美大島。雨の量は一年の中で落ち着いています。
奄美大島のベストシーズンはいつ?!
ベストシーズンは梅雨明け後の6月下旬~7月頃です。夏は、海水浴もアクティビティも楽しむことができて、一番人気のシーズンです。日差しはとっても強いので、帽子や日焼け止めで紫外線対策も忘れずに!8月と9月は台風が多いので注意が必要です。
「シーズン中だと料金も高くて、観光客も多いから嫌だ!」という方におすすめの時期が4月~梅雨前もしくは10月~11月です。真夏のように日射しも強くなく、過ごしやすい日が続き、天気がよければ海水浴やマリンスポーツなども楽しむことができます。
あえて真冬に行くのも面白いかもしれません!!カヌーやフィッシングなどのアクティビティは年中楽しめますし、海に入ることは難しいですが眺めているだけで癒されます。
奄美大島は亜熱帯気候に属するため年間を通して雨が多いです。本土とは違いスコールのような突発的な雨が降ることもあるので、梅雨時期の5月中旬~6月下旬頃は避けた方が良いでしょう。
奄美大島の海開きは?
奄美大島の海は、豊かな自然に溢れています。ビーチから少し泳げばサンゴ礁や熱帯魚がたくさんいるスポットも。
奄美大島では、
毎年旧暦の3月3日に行われるのが習わし。
この日は桃の節句にも当たるので、初節句を迎える女の子の足を海水に浸し、無病息災を祈る伝統行事も行われています。
2020年の旧暦3月3日は、3月26日です。
海水浴におすすめ!「土盛海岸」
「土盛(ともり)海岸」は普通とは少し違った円形の海岸が特徴で、晴れた日の青のグラデーションは奄美でトップクラスのビーチです。"ブルーエンジェル"とも呼ばれ、海の色は神秘的で誰もが驚くほどの絶景です!
遠浅なので、広い範囲で海水浴を楽しむことができます。岩場に囲まれた場所は、海の透明度も高く、波も穏やかなので、子連れでの海遊びには絶好のポイント!
ですが、穏やかな海のすぐ横には荒い波が発生しているので、油断すると沖まで流されることもあり、注意が必要です。空港から一番近くのビーチなので、時間のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
<土盛海岸>
アクセス | 奄美空港から車で5分。「土盛海岸入口」の看板が目印です。 |
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駐車場 | あり |
設備 | トイレ・水道(シャワーなし) |
住所 | 鹿児島県奄美市笠利町大字宇宿2127 |
「黒潮の森 マングローブパーク」で探検!
「黒潮の森 マングローブパーク」のある住用町のマングローブは沖縄県西表島に次いで2番目の規模です。沖縄では絶滅したと言われている「リュウキュウアユ」も生息しています。
マングローブを間近で観察したい方は「マングローブカヌーツアー」がおすすめです。多くの生き物が暮らす不思議がいっぱいのマングローブの森をカヌーで探検しましょう!カヌーは一人乗りと二人乗りがあります。安定感があり、子どもから年配の方まで幅広く楽しむことができますよ。ライフジャケットを着用するので、初心者の方も安心です。汗をかくので、タオルや着替えがあると便利です。トイレやシャワーはカヌー発着所にあり、貴重品や携帯などの濡れてはいけないものはコインロッカーに預けることができます。
カヌーツアーは時間帯によって満艇になり、予約のお客様が優先となります。事前に電話で予約されることをおすすめします。
■カヌー料金(入場料込・ガイド・損害保険付き)
一般 2000円(小・中学生は1800円)/団体(20名以上) 1800円(小・中学生は1620円)
施設内には「マングローブ展望台」があり、マングローブ原生林を上から一望することができますよ。 5分ほどで登ることができるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
黒潮の森 マングローブパーク
アクセス | 奄美空港から車で1時間。 |
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開園時間 | 9:30~18:00(入館は、17:30まで) |
休館日 | 1月1日 |
住所 | 鹿児島県奄美市住用町石原478番地 |
電話 | 0997-56-3355 |
島グルメ「鶏飯」を食べよう!
奄美大島の代表的な郷土料理「鶏飯(けいはん)」は暖かいご飯の上に鶏肉、錦糸卵などの様々な具材をご飯にのせて、熱々の鶏スープをかけて食べます。鹿児島県内では給食メニューとしても定番で子ども達にも大人気です!
名物の「鶏飯」をはじめとした地鶏料理が人気の「けいはん ひさ倉」は地元の人はもちろん、観光客も立ち寄るお食事処です。
自社養鶏場で放し飼いにされた地鶏を使用し、4~5時間かけて煮込んだスープは綺麗な黄金色の濃厚でさっぱりした味わいです。最高の状態で出せるように、注文が入ってから一鍋ずつ塩と醤油を加えて、スープを仕上げています。具材は、鶏肉・パパイヤ漬け・たんかんの皮を干したものなど薬味を入れた8種類。ごはんのおかわりも自由です。
もう一つの名物メニューの「鶏さし」もおすすめです。新鮮なもも肉やレバー、とさかなど、熱を通した時とは違う味わいと食感を楽しめます。
■鶏飯 1000円
■とりさし付き鶏飯 1500円
座席やトイレもバリアフリーになっているので、車椅子やベビーカーでも安心です。赤ちゃんやママに嬉しい、清潔感のあるおむつ換え室には、授乳スペースもあります。
けいはん ひさ倉
住所 | 鹿児島県大島郡龍郷町屋入511 |
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電話 | 0997-62-2988 |
営業時間 | 11:00~21:00(ラストオーダー20:30) 年中無休 |
駐車場 | あり(50台) |
HP | http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/ |
奄美大島の交通手段はバスだけなので、レンタカーがあれば効率良く観光ができますよ!
自然が盛りだくさんのこの島は、都会では経験できないような体験が待っているかも?!心ゆくまで遊んだ後には、島グルメを堪能して素敵な時間を過ごしてくださいね。